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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

大川家具工業会は昭和55年より、毎年開かれているイタリア・ミラノの国際見本市に視察団を派遣してきた。民間主導の交流の中で、昭和60年６月イタリア家具向上経営者訪日視察団(20名)が大川市を訪問、家具業界と交流した。この席上、団長より「イタリアの家具の町と大川の家具の町が姉妹提携をしては」との提案があった。この様な状況を背景に大川市と類似した町ポルデノーネ市が浮上した。昭和61年５月にポルデノーネ市へ姉妹提携を希望する旨の親書を渡し、これをきっかけに１年４ヶ月にわたる姉妹都市提携の話し合い、議会の議決を経て、1987年９月19日イタリア・ポルデノーネ市で調印式を行った。

提携先の概要

＜概要＞
ポルデノーネ市はイタリア第２の都市ミラノ市の北東部340kmに位置し、後方にはユーゴスラビアやオーストリアの国境をひかえている。町は旧い歴史を有し、人口約51,000人の木工都市であり、家具関連業種約1,000社を有する欧州でも屈指の家具産地である。鉄道や道路に恵まれた交通網を生かして、第２次大戦後急速に家具産業が発展し、今日イタリアにおける貿易の拠点をなしている。
＜産業＞
イタリアからオーストリアに連なる恵まれた地理的環境を背景に、ポルデノーネ独特の産業を創りあげている。手工業時代から近代産業に到るまで、イタリア産業界で大きなウェイトを占めており、ポルデノーネ市発展の原動力となっている。産業は、技術製造面においては、家電製品やエレクトロニクス、工業機械に及び、精密製品では建築産業用のセラミックス等を生産している。
＜農林水産＞
ポルデノーネ市にとって農林水産は、他の産業と並んで大きな比重を占めている。南部の肥沃な土地を利用した高品質のぶどうをはじめとする果樹栽培や、高級ワイン、トウモロコシ作りが盛んである。また、豊富な川の流れを利用した養殖業も盛んである。