CLAIR(クレア)一般財団法人自治体国際化協会

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自治体間交流

姉妹交流活動の参考事例

姉妹自治体優良事例紹介

石川県 金沢市

リモージュ市との産業交流を軸とした交流

  • 石川県 金沢市
    金沢市
  • アメリカ合衆国
    ①バッファロー
  • ブラジル国
    ②ポルト・アレグレ
  • ロシア国
    ③イルクーツク
  • ベルギー国
    ④ゲント
  • 中華人民共和国
    ⑤蘇州市
  • 大韓民国
    ⑥全州市

交流事業の特色

 金沢市の姉妹都市は、欧・米・アジア地域の7カ国に渡ります。「世界姉妹都市少年フォーラム2004」は、すべての都市から参加者を募り、アメリカ・バッファロー市、ロシア・イルクーツク市、中国・蘇州市、韓国・全州市に、地元、金沢市を加えた計6都市からの参加を得ることができました。

 参加者(13歳~17歳の少年少女)は、世界のさまざまな文化や考え方に触れ、またほとんどの参加者にとって外国語である英語で、率直に自分の意見を表現することにより、文化を超えた国際交流の楽しさと難しさを体験し、将来、互いに手を携えてよりよい世界を築いていく、真の世界市民として成長するための、第一歩を踏み出しました。

詳しくはこちらをご覧ください。
http://www4.city.kanazawa.lg.jp/11021/sister/index.jsp
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金沢のシンボル、石川門の前で
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ゆかた姿で、お茶を体験
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グループディスカッション
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フォーラムで意見発表
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フォーラム終了 さわやかに記念撮影

交流事業の内容

 「世界姉妹都市少年フォーラム2004」では、「さまざまな文化、ひとつの心」をテーマとし、参加者がグループディスカッションを行った後、市内のホールで意見発表を行いました。また参加者は、期間中、市内の青少年宿泊学習施設に宿泊し、寝食・遊びを通じて友情を育んだり、日本庭園の見学、着付けや茶道の体験など、日本文化に触れるプログラムに参加するなどして、交流を深めました。

◎「世界姉妹都市少年フォーラム2004」主な日程
7月22日(木) 自己紹介
金沢城・兼六園(庭園)見学
ゆかた着付け・茶道体験
金沢市庁舎訪問
(宿泊:金沢市キゴ山少年自然の家)
7月23日(金) グループディスカッション
7月24日(土) 「世界姉妹都市少年フォーラム2004」
(於:金沢市文化ホール)
7月23日(金) 海水浴、お別れパーティー
金沢市の概要①バッファロー市の概要
②ポルト・アレグレ市の概要
③イルクーツク市の概要
④ゲント市の概要
⑤蘇州市の概要
⑥全州市の概要
人口 457,947人(2005.1.1) ①26万人
②136万人
③54万人
④23万人
⑤210万人
⑥62万人
面積 467.77km2 ①105km2
②470km2
③302km2
④156km2
⑤1,650km2
⑥206km2
概況 第2次世界大戦の戦災を免れた金沢市は、まちなみや人々の暮らしの中に、藩政時代の趣きが息づくまちです。加賀藩を治めた前田家が、文化政策を重視したため、人々の間に、芸能・手工芸・食文化などを愛する心が受け継がれ、現在も数多くの職人が伝統の技を守り続けています。同時に、近代的な産業・商業の中心地として、北陸随一の規模を誇ります。人口:約45万8千人(平成17年3月1日現在)、面積:467.8km2。

①アメリカ北東部、五大湖のひとつエリー湖の東端に位置する。西部ニューヨーク州の政治、経済、教育、文化の中心地。
古くから水陸交通上の要衝であり、古くから穀物の保管および加工基地として知られているほか、重工業も盛んで、製鉄、化学工業、製粉の分野ではアメリカの中枢都市のひとつに数えられている。現在では、自動車部品、化学、合金、食品加工、工業用機械、医療機器、印刷などの製品の生産地として知られている。
世界的に有名なナイアガラ・フォールズは本市の北端に位置し、年間1千万人以上もの観光客を集める。観光産業もまた本市の重要な産業のひとつである。

②ブラジル南部、ブラジル、リオ・グランデ・ド・スール州の州都で、人口150万人を擁する南ブラジル最大の都市。約250家族の在留邦人、日系人が住む。日系企業2社の本社も所在している。
ポルト・アレグレ市とその一帯はブラジルの中でも比較的所得水準が高い。工業は、食品、毛織物、金属などが中心となっており、また、肥よくな農牧地帯を背景として、畜産物、米、ブドウ、酒、木材などの移出も盛んに行われている。

③イルクーツク州の州都である中部シベリアの中心都市。バイカル湖から流れ出るアンガラ川の沿いに広がり、人口約54万人の東シベリアの政治、産業、学術文化の中心都市。ロシアの大動脈であるシベリア鉄道が通過する要衝の地。落ち着いた雰囲気の街で、「シベリアのパリ」の異名をとる。
シベリアの気候は厳しく、イルクーツクではタイガの動物の毛皮を世界の市場に供給する伝統産業を有し、とくにソーボリ(黒てん)は高級で有名。また、豊富な地下資源を背景とした工業も発展している。教育施設も充実しており、学生や学者といったインテリの多い街でもある。

④ベルギーの首都ブリュッセルから西へ約50キロ、東フランドル州の州都で、フランダース地方の中心都市。「ゲント・フロラリー」と呼ばれる5年毎に開かれる世界的に有名な国際フラワーショーの開かれるまちとして知られている。
シエルデ川に面したゲント湾は、北海と結ぶ運河の整備より、アントワープに次ぐベルギー第2の港湾として成長し、ヨーロッパの主要な内陸港のひとつとなっている。ヨーロッパの交通運輸網の整備が進み、19世紀以降、繊維、鉄鋼業を中心として各種の産業が発展、麻、亜麻、ジュート製品、光学機械、砂糖精糖、醸造、なめし皮などの工業があり、産業都市としても知られている。

⑤中国江蘇省南部の都市。長江の河口に広がる広大な三角州のほぼ中央に位置する。
まちの歴史は大変に古く、春秋時代は「呉」国の都であった。宋の時代には「蘇湖熟天大足(蘇州と湖州の農産物が実れば、国中が潤せる)」と称されたほどの「魚米の里」であり、マルコポーロの東方見聞録にも絹織物の産地として書かれている。
風光明媚なまちとしても知られ、「上有天堂、下有蘇杭(天には極楽があり、地には蘇州、杭州がある)」とも言われる景勝地である。近年は、沿海経済開発区としてめざましい発展を遂げ、奥深い歴史と近代産業という2つの顔を持ったまちとして大きく変貌しつつある。

⑥韓国全羅北道の道庁所在都市、政治、経済、教育の中心。市昇格は、1949年。首都ソウルから約240キロメートル、鉄道または高速バスで約3時間、面積は206.24平方キロメートル。肥沃な穀倉地帯として名高い。寒暖の差が激しく、四季がはっきりしている。
自動車、電子、機械工業などが発達、広域都市としてインフラ整備が進展中。
韓国王朝を開いた、李成桂を輩出した地。「東学党の乱」の舞台。豊かな海の幸や山の幸に恵まれ、食文化の花開いたところ。庶民の芸術パンソリなどが育まれ、人々の粋や風流心が息づいている地。

姉妹都市交流に係る周辺情報

提携年月日 ①1962年12月18日
②1967年3月20日
③1967年3月20日
④1971年10月4日
⑤1981年6月13日
⑥2002年4月30日
姉妹都市提携の経緯 金沢市は、1962年のアメリカ・バッファロー市を皮切りに、1967年にブラジル・ポルト・アレグレ市とロシア・イルクーツク市、1971年にベルギー・ゲント市、1981年に中国・蘇州市、そして2002年に韓国・全州市と、欧・米・アジアの7都市と姉妹都市提携を結んでいます。
交流事業の展望、課題等 次回は、近年、たいへん積極的に姉妹都市交流活動を展開している中国・蘇州市にて、蘇州市の姉妹都市でもある韓国・全州市も参加して「日中韓姉妹都市少年フォーラム」として開催される予定です。
このページに関するお問い合せ先
交流支援部交流親善課
Tel :  03-5213-1723
Fax :  03-5213-1742
Email : shimai@clair.or.jp
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