CLAIR(クレア)一般財団法人自治体国際化協会

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自治体間交流

姉妹交流活動の参考事例

姉妹自治体優良事例紹介

国際姉妹都市セバストポール市との友好関係の推進

  • 佐賀県 武雄市
    山内町国際交流促進協議会
  • アメリカ合衆国 カリフォルニア州
    セバストポール

交流事業の特色

  • 姉妹校学生の相互ホームステイによる国際的な視野の育成
  • 両自治体の伝統行事、文化及び教育にわたる幅広い交流)
  • 住民と在住外国人による文化交流活動の啓蒙
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.city.takeo.lg.jp/
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着物を着て、祭りに参加する訪問団
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福岡県-江蘇省友好桜の園開設10周年記念祝賀宴 福岡県立城南高等学校和太鼓部の演奏

交流事業の内容

昭和60年に山内町(現:武雄市山内町)とセバストポール市の国際姉妹都市の締結がなされて以来、両自治体の市長がお互いの行事に参加するなど、住民が一体となった文化交流を続けている。主な交流活動としては、1年おきに相互に中学生(山内中学校とブルックヘイブン中学校は姉妹校締結)をメインとしたホームステイを実施し、若いうちから異文化とのコミュニケーションを図ることで、国際的な視野に立つ人材の育成に貢献している。ホームステイの際の行程については、すべて協議会の実行委員会によって計画され、お互いの文化や歴史等を体感し、相互理解を充分に深めることができるよう趣向を凝らした内容となっている。
また、姉妹都市との交流事業に限らず、町内在住外国人との交流会の開催を実施することで、住民との交流の場を創設し、住民の国際交流推進が図られている。

武雄市の概要セバストポール市の概要
人口 53,068人 7,800人
面積 195.44km²
概況 武雄市は、佐賀県の西部に位置しており、六角川及び松浦川の両水系の上流部地域にあり、海岸部をもたない。地形的には、平坦部が少なく、標高は高くはないものの山地が多くを占めている。地理的には、福岡市、佐賀市から長崎市、佐世保市へ通じる九州の主要な幹線ルート(JR佐世保線、国道34号,国道35号,九州横断自動車道)上に位置しており、西九州における内陸交通の要衝となっている。 サンフランシスコの北50マイル。サンタローサから西に8マイル。市町村同士が隣接せず、Sonoma County(ソノマ郡)内に9市が点在。その各市を囲むかたちで商業関係地域が存在する。主な商業はりんご生産と加工業であり、近年はグレープフルーツの生産率も高くなり、高品質のワインも生産している。

姉妹都市交流に係る周辺情報

提携年月日 1985年3月27日
姉妹都市提携の経緯 地球市民の会とかねて交流のあったセバストポール市のウェンディグロイドさんがホームスティの世話役という関係で昭和58年12月22日来佐の折、商工会議所会頭のメッセージを携え姉妹都市締結の相手を探す目的で似通った山内町を訪れ申し入れがあった。セバストポールは人口6千人ほどの小さな農業の町で、リンゴとブドウの産地として知られ、レッドウッドの森に囲まれ、ぶどう酒の醸造所が数多くあり、スポーツ施設文化施設もそろった景勝地で同じ農業の町同士お互いに生活や、その他いろいろな問題も共通していることから実現に向けて検討。その後昭和59年7月11日古賀英語道場企画のセバストポールのホームスティに当町出身の一ノ瀬賢史君が参加したので、町長メッセージを同君に委託し、セバストポール市長に届け議会で審議する旨の回答を受ける。昭和59年11月12日 セバストポールの学生が山内町でホームスティの受け入れの話しがあり、受け入れの回答をする。昭和60年1月11日 セバストポール市長より姉妹都市提携計画を議会で承認された旨通知を受く。昭和60年2月15日 山内町議会に姉妹都市締結について提案し可決する。昭和60年3月27日 セバストポール市長夫婦と中学生テス・ゴンザレスさんが来町し、締結調印した。
今後の展望、課題等 今後も継続して、中学生のホームステイを中心とした積極的な国際交流活動を実施する計画がなされている。また、AET招聘に関しては意欲的な人材の採用にあたって、セバストポール市からの採用も今後検討する。当面、人的・文化交流を中心とした事業展開が予想される。経済交流の可能性については、今後、検討の余地あり。

有田マイセン青少年友好親善使節団派遣事業

  • 佐賀県 有田町
    有田マイセン友好協会町
  • ドイツ連邦共和国 ザクセン州
    マイセン市

交流事業の特色

  • 有田町とマイセン市に住む青少年が、1年交代で毎年ホームステイ交流を実施
  • この交流事業はこれまで16回を数え、市民レベルでの草の根交流を継続して実施
  • この交流事業は、世界の磁器の3大産地(景徳鎮市・有田町・マイセン市)の交流、また日本のやきもの文化(磁器・柿右衛門様式)がヨーロッパの文化に影響を与えたという歴史的事実が背景にある
詳しくはこちらをご覧ください。
有田町 http://www.town.arita.lg.jp/
マイセン市 http://www.stadt-meissen.de/
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マイセン青少年友好親善使節団のホームステイの様子
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マイセン青少年友好親善使節団の町内視察の様子

交流事業の内容

有田町とマイセン市は磁器(やきもの)を通したつながりをもとに、1989年姉妹都市の提携を結んだ。このマイセン市との姉妹都市関係を支えているのが、この「有田マイセン青少年友好親善使節団派遣事業」である。もともとは(社)陶都有田青年会議所の20周年事業として、1992年にスタートしたが、姉妹都市マイセン市との交流を確実なものとするために、1995年に有田マイセン友好協会が設立し、事業を引き継いだ。一世代30年という時間のかかる交流であるにもかかわらず、将来的な効果を重要視して、この青少年の交流事業を選び、存続させてきた。
有田マイセン友好協会の活動の原点でもあるこの事業は、町内の中学生や高校生を対象にマイセン市へのホームステイ交流を実施。1年おきに有田町とマイセン市の青少年がお互いの姉妹都市を訪問している。この事業は、有田の青少年が国際交流の楽しさと大切さを実感し、自分たちの故郷である有田を見つめなおすことができる機会であり、国際性豊かな心をはぐくむことを目的に、これまで16年続けてきた。これまでに派遣8回、受入れ8回の交流を重ね、約280名の子どもたちがすばらしい体験をしている。
この交流事業に関して、自治体(有田町)としては、2年に1回の派遣の年に旅費の一部を補助金として支出している。また、有田町国際交流員が通訳として協力している。

有田町の概要マイセン市の概要
人口 約21,000人 約30,000人
面積 65.85 km² 30 km²
概況 有田町は佐賀県の西部に位置し、人口約21,000人、面積65.85平方kmのやきものの町である。1616年朝鮮人陶工李参平によって陶石が発見され、日本で初めて磁器が焼かれた。ヨーロッパの陶磁器製造にも大きな影響を及ぼした有田磁器は、19世紀中ごろ、海外貿易によってさらに名声を博した。近年、伝統の美術工芸品や食器などの他に、建築用タイル、科学工業用磁器、電子用碍子などの生産を続け、ファインセラミックスの開発も手がけている。 マイセン市はドイツ連邦共和国の東部に位置し、人口約3万人のザクセン州でも有数の古都である。18世紀初め、もともと錬金術師だったヨハン・フリドルヒ・ベッドガーが、カオリン(陶石)と媒溶液を使って磁器を作ることに成功し、ヨーロッパで最初の磁器製作所が設立された。現在ではマイセン製作所と呼ばれている。設立当初から続く青の剣のトレードマークが、マイセン焼を示す商標となっている。他にワインでも有名である。

姉妹都市交流に係る周辺情報

提携年月日 1979年2月9日(最初の調印)
1991年9月21日(東西ドイツ統一による再調印)
2005年9月23日(有田町合併による再調印)
姉妹都市提携の経緯 17世紀当時の有田とヨーロッパの交流を確認するため、有田の窯業界の代表が1970年にドイツを訪問し、ドレスデン博物館の地下倉庫で膨大な数の有田磁器を発見。その作品を1975年の福岡大博覧会で「古伊万里里帰り展」として公開した。これを機に当時の青木町長がマイセンに姉妹都市提携を申し入れ、国立マイセン磁器製作所のカール・ペーターマン総裁と姉妹都市の調印が行われた。
今後の展望、課題等 「有田マイセン青少年友好親善使節団派遣事業」に関してはこれまでの交流を今後も継続される予定です。
また、2009年には姉妹都市30周年を迎え、これまでの記念事業と同様、お互いの町に訪問団を派遣して記念事業を行う予定です。これまでマイセン市民との間に生まれた信頼関係をより深め、新たな文化交流・経済交流を目指します。
このページに関するお問い合せ先
交流支援部交流親善課
Tel :  03-5213-1723
Fax :  03-5213-1742
Email : shimai@clair.or.jp
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