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ともに子どもを育てる

多文化共生社会における子育て

日本における外国人登録者数は平成21年末現在で約218万人を超え、居住する外国人は年々増加しています。地域社会で一緒に暮らしている外国にルーツをもつ子どもや親の増加は、出産、子育て、教育をめぐるさまざまな問題を生み出しています。言語、文化、生活習慣が異なる外国にルーツをもつ子どもや親に対する生活支援、地域住民への意識啓発等の一層の推進が、地方公共団体や地域国際化協会等にとって喫緊の課題となっています。

まず、保育園・幼稚園に入園する段階では、入園する子どもも文化や生活習慣の違いに遭遇しますが、むしろその養育者が初めて本格的に日本人と交流し、日本文化と触れることになる場合もあります。例えば、日本人ならば、比較的容易に養育者同士の連携が進みますが、外国にルーツを持つ養育者にとってはそうしたことでさえ大きな負担になる場合があります。そういった面からの配慮が施設の管理者や他の養育者、さらに地域の住民に求められます。

また、小学校、中学校に入学する段階では、外国にルーツを持つ子ども達が、日本語をうまく使えないために、本人の能力とは関係なく勉学や学校での生活がうまくいかない場合があり、不登校につながるなど、課題となっています。さらに、外国にルーツを持つ子ども達の教育施設として外国人学校がありますが、他の学校では得られる様々な公的支援が得られないことなどにより、学校の経営が不安定であったり、保護者の負担が大きいなどの課題があります。

保育園・幼稚園に入園する
地域社会でともに暮らす外国にルーツをもつ親子の数が増加しています。文化・言語・環境が異なることにより、出産や子育ての場面でさまざまな問題が起こっています。保育園・幼稚園との関わりや、保護者同士の関わり等について、必要となる情報を提供し、お互いの理解を育むような仕組みづくりが必要ではないでしょうか。
小学校・中学校に入学する
外国にルーツをもつ子どもたちが学校へ入学するときに、課題となることはどのようなことでしょうか。教育制度は国によって様々で、教育課程の捉え方や修了認定の方針も異なるため、学齢期の途中で来日した子どもたちの進路や不就学・不登校についても問題になっています。これらの課題に対して、どのような施策や取組みが必要となるでしょうか。