在住外国人の高齢化の現状を知る

在住外国人の高齢化に関する現状を知る

在住外国人の高齢化の現状

日本における在留外国人数は、2016年末現在で238万人以上に上ります。年齢構成を日本全体のものと比較してみると、日本全体の人口ピラミッドは、近年の出生児数の減少や人口全体の高齢化を反映し、いわゆるひょうたん型となっていますが、外国人登録者の人口ピラミッドは、依然として労働力の主たる年齢層である20歳から39歳までの年齢層が約半数(約120万人)を占めています。

そのなかで、65歳以上の高齢者は、2016年末で約16万人と全体の約6%に当たり、日本全体の総人口に占める割合である27%に比べて比較的少ない割合ではあるものの、その数は年々増加しており、長期滞在・永住化の傾向もみられる最近の動向を考慮すると今後さらに高齢者の割合が増えていくことが予想されます。

国籍別に見てみると、韓国・朝鮮籍をはじめとするアジア諸国の国籍者の割合が圧倒的に高いものの、南米や北米など多様な国籍の高齢者も存在しており、なかには無国籍の高齢者も存在しています。さらに、日本国籍を取得している高齢者の中にも、日系人など多文化の背景を持つ人がいることも知っておく必要があります。

こうした現状において、彼らが年金や介護サービスなどの社会保障を利用したいと思った時に、日本人と同じように利用することができるでしょうか。また、安心して老後の生活をおくるために、身近な相談に乗ってくれる人、母国の文化を理解してくれる人、母語の通じる人などが彼らの周囲にいるでしょうか。介護、年金といった、高齢化に伴う諸課題についても、彼らを支援する仕組みや地域住民の理解の醸成など、自治体における取り組みへの期待が今後益々高まっていくと考えられます。

入国管理局 HP
http://www.immi-moj.go.jp/index.html

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