CLAIR(クレア)一般財団法人自治体国際化協会

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海外事務所フラッシュ

2014年9月24日配信


【クレア海外事務所フラッシュ】 ◎訪日スキー客を開拓=北京で東北のスキー場をPR 

◇訪日スキー客を開拓=北京で東北のスキー場をPR
  本格的なスキーリゾートが少ない中国では、日本でスキーを楽しむ富裕層が増えている。現在約500万人と言われるスキー人口のさらなる拡大が見込まれる中、昨年に続き、安比高原(岩手)、蔵王温泉(山形)など東北のスキー場のPRセミナーが、9月13日、北京で開催された(東北運輸局、岩手県、山形県など主催)。会場は100人を超す熱心なスキー愛好者で埋め尽くされ、口コミでの広がりが期待される。(北京事務所)


写真:北京で開催された東北のスキー場のPRセミナー。宿泊券などが当たる抽選会も行われた

 

◇JETプログラムOB・OG全米会議が開催
  9月19日から21日まで、ワシントン州シアトルで、全米に19あるJETプログラム(外国青年招致事業)同窓会支部の代表が集まる会議が開催された。日本から招待された経済同友会知日派・親日派拡大PT委員長の多田幸雄氏が、日本企業のグローバル化の観点から、JETプログラムの重要性について基調講演を行ったほか、19支部をとりまとめる全米組織設立に向けた議論などが行われた。(ニューヨーク事務所)

 

◇国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」で有田焼が注目
  9月5日から9日まで、パリ近郊で、欧州最大級のインテリア・デザイン国際見本市が開催された。13万平方メートルの展示面積、3000の出展者、8万5000人の来場がある同見本市で、佐賀県の「ARITA400PROJECT」が注目を集めた。創業400年を迎えた有田焼の窯元など8社が参加し、初日のレセプションでの古川康知事のPRも熱を帯びていた。(パリ事務所)

 

◇美酒王国秋田、いざ出陣
  オーストラリアへの日本酒の輸出量がここ5年で2倍に増えている。8月にメルボルンとシドニーで開催された秋田県主催の日本酒商談会では、三つの蔵元が自慢の酒を持ち込み、輸入業者、レストラン関係者で大盛況。現地の事業者は、今後は舌の肥えてきた市場に対し、ニーズを捉え特長をしっかり打ち出せる商品が選ばれていくと見込む。(シドニー事務所)

 

◇東南アジア主要都市における旅行フェア
  今夏も東南アジア各国で国際旅行フェアが開催された。日本政府観光局(JNTO)が日本パビリオンを設置し、タイには16、マレーシアには11、シンガポールには14の自治体・関係団体が出展。訪日ビザ免除が浸透してきたタイ・マレーシアでは格安航空会社(LCC)が就航する都市圏の観光情報の問い合わせが、また、シンガポールでは日本国内での移動方法など個人旅行者からの具体的な質問が目立った。(シンガポール事務所)

 

◇高級食材見本市で日本食材をPR
  9月7日から9日まで、英国最大級の高級食材見本市「Specialty&Fine Food Fair 2014」がロンドンで開催された。22カ国700社以上が出展した事業者同士(B2B)の見本市で、1万人以上の食品関係業者が来場。日本貿易振興機構(JETRO)と全国商工会連合会それぞれが日本から応募された食品・酒などを出展。特に、日本酒・焼酎は100銘柄以上が一堂に会し、関心を集めた。(ロンドン事務所)

 

◇韓国における規制緩和
 経済政策を重視する朴政権の下、韓国は規制緩和に積極的に取り組んでおり、8月、16年ぶりとなる行政規制基本法の改正案が国会に提出された。既存の規制を見直すための評価制度の導入、規制を新設・強化する代わりに既存の規制を廃止・緩和するスクラップ・アンド・ビルドの徹底などが盛り込まれている。ただし、旅客船沈没事故を受け、国民の生命・安全に係る規制は強化する方向。(ソウル事務所)

 

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総務部企画調査課
電話:03-5213-1722 Fax:03-5213-1741
Email:kikaku@clair.or.jp

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