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海外事務所フラッシュ

2015年8月6日配信

【クレア海外事務所フラッシュ】 ◎日米知事会議の再開へ向けた調整で合意=平井鳥取県知事とユタ州知事ら
 
◇日米知事会議の再開へ向けた調整で合意=平井鳥取県知事とユタ州知事ら

 7月23日から25日まで、ウェストバージニア州ホワイトサルファスプリングスにおいて夏の全米知事会議が開催され、各州の課題などについて議論が行われた。同会議に招かれた全国知事会副会長の平井伸治鳥取県知事はハーバート・ユタ州知事(全米知事会副会長)らと会談、来夏の日米知事会議再開に向けた調整を進めることで一致した。同25日に新会長(任期1年)に選出されたハーバート知事の下、日米知事交流の深化が期待される。(ニューヨーク事務所)

 写真(上):ユタ州知事らとの会合で発言する平井知事(左奥)

◇LGNZ総会で日本の自治体をPR

 7月19日から21日まで、ニュージーランド・ロトルア市でニュージーランド地方自治体協会(LGNZ)総会が開催された。行政の意志決定に費やす時間の多さが問題視され、地域経済発展のために早期に事業に着手することの意義が話題となった。クレアシドニーは、全ニュージーランドの自治体の幹部職員に対して日本の自治体をPRしたほか、両国自治体の最近の課題について意見交換を行った。(シドニー事務所)

 写真(下):クレアのブースには多くの幹部職員らが関心を寄せた

◇ロンドンでふくしま復興をPR

 7月16日、「ふくしま復興シンポジウム」がロンドン大学UCL(University College London)で開催された。福島県の現状や復興に向けた取り組みなどについて内堀雅雄知事が講演したほか、渡英した同県の高校生が自分たちの体験や震災に関する調査結果について英語でプレゼンテーションを行い、好評を博した。(ロンドン事務所)

◇日本とベルギーの姉妹都市交流50年

 7月23日、ベルギー・シャルルロア市にて、兵庫県姫路市との姉妹都市提携50周年記念式典が開催された。日本とベルギーの姉妹都市交流は両市が最初で、石井正文駐ベルギー大使、石見利勝姫路市長らの出席に加え、同市からの市民訪問団や派遣中高生が花を添えた。日本とベルギーの国交樹立150周年を迎える来年は、両国でさまざまな記念イベントが行われる予定であり、姉妹都市など草の根の交流のさらなる活性化が期待される。(パリ事務所)

◇日中自治体が文化観光交流を議論=青海省でセミナー

 7月30日、クレア北京は、中国青海省西寧市で、「第14回日中地域間交流推進セミナー」を開催した。今回は日中交流に対する期待の高まりを受け、日中の自治体職員を中心に昨年度より大幅増の135人が参加。古くからのシルクロード都市であり、現代の「一帯一路」構想の中心都市の一つでもある西寧市で、文化観光交流の促進について議論が行われ、日中地域間交流の拡大を訴える意見が相次いだ。(北京事務所)

◇韓国自治体の財政健全化が強化されるか?

 7月22日、韓国政府は、国内自治体の財政健全化策を来年から強化するための改正法案を国会に提出することを発表した。改正案では、現行制度の下でもなお財政健全化が図られず、職員給与の支給が30日以上遅延したり、債務の返済が60日以上遅延したりした自治体を、国が「緊急財政管理団体」に指定。国から派遣された財政管理官が今後の財政運営に係る計画案を作成し、国の承認を得た上で、財政の健全化を図ることとなる。(ソウル事務所)

◇スマート国家構想で3事業開始

 シンガポール情報通信相は6月、同国のスマート国家構想が建設段階に入ったと発表。年内にスマート物流事業、スマート健康補助事業、ビデオ分析事業の3事業を開始する。港湾や空港、家庭内にセンサーを設置し、物流の見える化や高齢者などの見守りを行う。また、防犯ビデオなどの映像を分析し、公共の安全などに役立てる。(シンガポール事務所)


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