◇在仏日系機関と連携して「『伝統と先端と』～日本の地方の底力～」を開催！＝仏・リヨン

　２月２２日から３月５日にかけて、クレアパリ事務所は、日本の地方に根付いた伝統工芸品や伝統産業技術にスポットを当て、その地域が持つ知られざる魅力を発信する企画展「『伝統と先端と』～日本の地方の底力～」を、美食の街として知られるリヨンで開催した。
　企画展は、パリとモンペリエに続いて開催。今回、会場となったリヨン国際美食館では、同期間にクレアパリ事務所、在仏日本国大使館、在リヨン領事事務所、ＪＥＴＲＯ、ＪＮＴＯが連携して実施する大規模な日本食発信イベント「ＷＡＳＨＯＫＵ」が行われており、企画展はその一環として開催された。クレアパリ事務所は、「食」にテーマを絞り、急須や漆塗りの椀（わん）など日本各地の１１自治体から集まった多様な工芸品を展示、販売した。クレアパリ事務所では、今後も在仏日系機関と連携して日本の地方をＰＲしていきたい。（パリ事務所）

◇日本各地の料理レシピで地域の魅力発信＝オンラインイベントを開催―英

　クレアロンドン事務所は、料理レシピと観光情報をセットにして発信するＷｅｂページ「Ｃｏｏｋ　Ｌｏｃａｌ　Ｊａｐａｎ」を作成・公開した。日本の各地域への関心や認知度の向上を図るとともに、観光誘客の促進を図ることが狙い。この事業の一環として、２月２６日にオンラインイベントを開催した。
　オンラインイベントは、主に英国在住者を対象にしており、「Ｃｏｏｋ　Ｌｏｃａｌ　Ｊａｐａｎ」をＰＲしつつ、訪日旅行の促進や日本の食材の普及拡大を目的としている。今回は、このサイトを通じて、英国で入手可能な日本の食材を利用した料理レシピと共に日本各地の観光情報にアクセスできることをアピールした。
　また、英国の方々になじみがあるチーズをテーマに、在英のチーズ専門家であるマティス可奈子氏が、チーズと日本の食材の相性の良い料理について講演した。この中で、お好み焼き、ナス田楽、焼きカレーなどに合うチーズについての解説を通じて、日本で広く親しまれている料理や食材が紹介された。イベントには、日本の食に関心を持つ視聴者が数多く参加し、日本の調味料やナチュラルチーズなどに関するさまざまな質問が寄せられ、イベントは大いに盛り上がった。
　当日のイベントの動画（英語）は、４月２６日まで下記のＵＲＬのサイトで公開しているので、ご興味のある方はぜひご覧ください。（ロンドン事務所）
https://www.youtube.com/live/C5lNCakS0XQ?feature=share

◇「上海ジャパンブランド」開催＝中国・上海

　２月４日から５日にかけて、上海市のＬａｌａｐｏｒｔ上海金橋店で「上海ジャパンブランド」が開催された。多くの日系企業・地方自治体がブース出展し、日本各地の地酒の試飲や販売、パンフレット配布などを通じた観光ＰＲを行った。ジャパンブランドは、ＪＴＢ上海が事務局となり、中国各地の日系商業施設などで開催している一般消費者向けの日本ＰＲイベントである。今回は、新型コロナウイルスの影響により久々の開催となったが、「日本にずっと興味があり、今年こそは観光に行きたい」という来場者が多く、興味のある地域のパンフレットを手に取っていた。また、過去最大の地酒の売れ行きを記録する地方自治体ブースもあるなど、中国での日本に対する根強い関心が見受けられた。（北京事務所）

◇日本ふるさと名産食品展を開催＝米・ニューヨーク

　２月２３日から２６日にかけて、クレアは、ニューヨーク・ブルックリンのジャパンビレッジにおいて、昨年に続き日本ふるさと名産食品展を開催した。１１自治体から２０の事業者が出展し、会場で直接、来場者の反応を確かめながら販売を行った。最終日を待たずに完売となる商品も出るなど販売は好調であった。参加した事業者からは、「西海岸との客層の違いなどを把握することができ、東海岸でのテストマーケティングの良い機会になった」との声が聞かれた。（ニューヨーク事務所）

◇天皇誕生日祝賀レセプションで日本の自治体をＰＲ＝韓国

　クレアソウル事務所は、在韓日本国大使館・総領事館の主催でソウルと釜山で行われた天皇誕生日祝賀レセプションにブースを出展した。レセプションには、韓国政府、自治体、企業や各国外交団の関係者など多くの人が来場した。日本の自治体では鳥取県、島根県、愛媛県、宮崎県、鹿児島県などが参加し、日本酒・焼酎などの試飲で地域の魅力をＰＲした。（ソウル事務所）

◇ＪＥＴＡＡインド支部が開催した日印国交樹立７０周年記念事業へ参加＝インド・ナグプール市

　ＪＥＴＡＡ（元ＪＥＴ参加者の会）インド支部は、１月２１日と２２日に、インドのマハーシュトラ州ナグプール市のソマルワル高校で日印国交樹立７０周年記念イベント「Ｏｈａｙｏｕ　Ｊａｐａｎ」を開催した。当日は、折り紙、着付け、茶道、書道など、さまざまな日本文化が体験できるブースが設置され、ステージではカラオケやコスプレなどの発表が行われた。イベントには２日間で延べ２０００人程が来場し、現地の方々の日本文化への関心の高さを感じさせるイベントになった。（シンガポール事務所）

◇地方自治体管理者協会の年次会合にクレアシドニー事務所が参加＝ＮＺ・ウェリントン

　１１月２９日から３０日まで、ニュージーランドの地方自治体の管理者が一堂に会するニュージーランド地方自治体管理者協会（Ｔａｉｔｕａｒā）の２０２２年年次会合が、ウェリントンにおいて開催された。
会合では、気候変動、コミュニティーの活性化、ワークスタイルなど、ニュージーランドの地方自治体が直面しているさまざまな課題に関して講演やワークショップが行われた。
　クレアシドニー事務所は、会合に参加するとともに、ＰＲスペースにて日本各地の観光情報などを提供した。今後とも、ニュージーランドにおける地方行政の動向の把握に取り組むとともに、ニュージーランドの地方自治体関係者との関係強化を図り、日本の地方自治体への活動支援などに役立てていきたい。（シドニー事務所）

◇クレアからのお知らせ
　海外における新型コロナウイルス感染症の状況をお伝えするため、クレア海外事務所の所在都市における「日本からの短期出張者の入国に関する制限などの概要」や、所在国における「新型コロナウイルス感染症の感染者数」などを一覧にまとめました。下記ＰＤＦをご覧ください。
クレア海外事務所の所在都市における外出制限等の状況（3月3日時点）.pdf