◇「トラベルアンドアドベンチャーショー」で日本ブースが大盛況＝米・ニューヨーク

　２日間で２万人以上が来場する米国最大級の旅行博「トラベルアンドアドベンチャーショー」（ＴＡＳ）が、１月２７日から２８日までニューヨーク市マンハッタンで開催された。
　ＴＡＳは例年、世界各国から５００以上の団体がブースを出展。今回も会場では旅行業者や一般来場者に向けた約６０のセミナーが行われ、旅行業界のトレンドや新たなサービスが紹介された。米国では家族で長期間旅行する文化があり、旅行先を検討している参加者らで会場は盛り上がった。
　日本政府観光局（ＪＮＴＯ）が主催する日本ブースでは、地方自治体のほか、旅行代理店といった民間事業者など計１４団体が官民連携で共同出展。飲料サンプルの配布や相撲のパフォーマンスで来場者を引きつけた。また、ＪＮＴＯのメインブースでは国内主要都市部について、クレアニューヨーク事務所ブースでは地方自治体についてそれぞれＰＲを行い、旅行の計画に関する質問には他の関係団体ブースを紹介するなど、連携して対応した。その結果、日本ブースは会場内で最も優れた展示に贈られる「ベスト・イン・ショー」を受賞した。（ニューヨーク事務所）

◇韓国メディアと連携し、宮城県と新潟県のＰＲ番組を制作＝韓国

　クレアソウル事務所は、韓国のケーブルテレビ局「チャンネルＷ」と連携し、日本の地域の魅力を韓国内に発信する番組「知れば知るほど面白い日本旅行」を制作した。２月１５日に宮城県編、２月２９日に新潟県編が韓国内のケーブルテレビで放送された。
　宮城県編では、ずんだ餅や海産物などのグルメのほか、韓国済州島から始まったトレッキングコース「オルレ」の宮城版である「宮城オルレ」を中心に紹介した。新潟県編では、日本酒の飲み比べや燕三条の特産品購入・制作体験、「清津峡」「弥彦山」といった絶景スポットなどを紹介した。
　視聴者からは「これまで知らなかった日本の魅力を知ることができた」「静かな風景に日本らしさが感じられた。ぜひ行ってみたい」といったコメントが寄せられた。（ソウル事務所）

写真：「今代司酒造」を取材する様子

◇「ロンドンにおける金融プロモーション」をテーマにオンラインセミナー開催＝英

　クレアロンドン事務所は２月８日、「シティー・オブ・ロンドン・コーポレーションの金融プロモーション」をテーマにオンラインセミナーを開催した。東京都スタートアップ・国際金融都市戦略室からロンドンの金融街シティーの自治体である「シティー・オブ・ロンドン・コーポレーション」に派遣され、現在はアドバイザーを務めている山内みどり氏が講師となり、その歴史や役割を説明した。また、国際金融センターとしてのロンドンの魅力にも触れ、金融プロモーションの取り組みについても紹介した。
　山内氏が所属する貿易・投資チームは、世界をリードする英国の金融・専門サービスをグローバルにプロモート・サポートする組織であり、英国と世界中の金融市場の橋渡しを行い、双方向の貿易と投資を促進する役割を果たしているという。
　参加者からは「大変興味深い講演で、英国における金融の在り方、シティー・オブ・ロンドンとは何か、など多くのことが学べた」といった意見が寄せられた。
　セミナーに関する報告書はこちら。（ロンドン事務所）

◇クレアからのお知らせ