【クレア海外事務所フラッシュ】◎「効果的な地域戦略」をテーマにセミナー開催=英
◇「効果的な地域戦略」をテーマにセミナー開催=英
クレアロンドン事務所は3月3日、英国で地域研究などを行っているインサイト・ノースイースト(INE)や都市・地域開発研究センター(CURDS)と共催し、イングランド北東部のニューカッスル大学で「日本からの教訓:効果的な地域戦略を策定するには?」をテーマにセミナーを開催した。 イングランドで進む地方自治制度再編の動きを踏まえ、北東部では新たな地域発展計画の策定に向けた動きが進んでいた。今回のセミナーは、日本での優れた事例を参考に、参加者に地域活性化へのヒントを見いだしてもらうことを目的に企画した。 セミナーの前半は、追手門学院大学の藤原直樹教授が講演し、熊本県菊陽町、佐賀県唐津市、大阪市の多機関連携による地域経済発展事例について説明。後半は、大学関係者らを交えたパネルディスカッションを実施した。終始熱心に耳を傾ける参加者の姿が見られ、「どのように地域の強みは見いだされたのか」「大学はどのように貢献したのか」といった質問が寄せられた。(ロンドン事務所)
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写真:セミナーで講演する追手門学院大学の藤原直樹教授
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◇国連本部で被爆の実相を発信=米・ニューヨーク
世界の8400都市以上が加盟するNGO「平和首長会議」は3月3日から7日まで、核兵器禁止条約第3回締約国会議が開かれた米ニューヨークの国連本部で原爆ポスター展を開催した。会場には、広島の被爆前後の様子を疑似体験できるVRゴーグルによる体験コーナーが設置され、クレアニューヨーク事務所の職員は、来場者にVRゴーグルの利用方法を説明するなど、サポートを行った。 原爆ポスター展では、加盟都市のこどもたちが描いた「『平和なまち』絵画コンテスト」受賞作品や、平和首長会議の取り組みを紹介するバナーが展示された。VRゴーグルによる体験コーナーには連日80人以上が訪れるなど来場者の関心が高く、「映像はとても衝撃的な内容だが、原爆について理解するにはとても役立つ」「このような形で当時の様子や、現在の生活に至るまでの再建の姿を継承することは平和を維持していくために重要だと感じる」といった声が寄せられた。(ニューヨーク事務所)
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写真:原爆ポスター展の会場でVRゴーグルを使って疑似体験する来場者
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◇JETプログラム参加予定者の壮行会を開催=韓国
JETプログラム(語学指導等を行う外国青年招致事業)で、4月から日本の自治体に赴任する韓国人参加予定者13人へのオリエンテーションと壮行会が3月26日に行われた。オリエンテーションでは、過去にJETプログラムに参加した経験者が、今後の活動で役立ててもらおうと日本での経験や日本人に韓国語を教える際のポイントなどについて説明。参加予定者も積極的に質問していた。 参加予定者のスピーチでは、期待と不安が入り交じった表情で、JETプログラム参加者として日本で働く喜びなどをそれぞれ表明。「地域の皆さまに愛されるように頑張りたい」「自分の赴任地の韓国での認知度をもっと上げていきたい」などと決意を表明していた。(ソウル事務所)
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写真:壮行会の様子 |
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