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海外事務所フラッシュ

2025年6月25日配信

【クレア海外事務所フラッシュ】◎栃木県のアユ、タイの国際食品見本市で高評価=タイ

栃木県のアユ、タイの国際食品見本市で高評価=タイ

 5月27日から31日まで、バンコクで国際食品見本市「タイフェックス・アヌーガ・アジア2025」が開催された。57の国・地域から約3200の企業や団体が出展し、143の国・地域から約8万8000人が来場。日本貿易振興機構(JETRO)が設置したジャパンパビリオンでは、栃木県産のアユが注目を集めた。
 アユの繊細な味わいや、香ばしく焼き上げた風味は、タイの飲食関係者だけでなく、近隣諸国のバイヤーからも高い評価を受けた。健康志向や日本食人気の高まりも追い風となっており、出展した栃木の担当者にとって、アジア市場における輸出・販路拡大に向けて大きな手応えを感じる機会となった。
 このほか、タイ政府は、「ASEANのハラルハブ」を目指すなど、イスラム教の戒律に配慮した「ハラル食」の生産や輸出などに力を入れており、会場内には大規模なハラル食品エリアが設けられた。最終日までこのエリアに絶えず多くの人が訪れており、その関心の高さがうかがえた。(シンガポール事務所)

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写真:
試食用のアユを持つ出展者




「大連アカシア祭り」に参加=中国・大連市

 5月17日から23日にかけて、遼寧省大連市で「大連アカシア祭り」が開催され、クレア北京事務所職員が参加した。このイベントは、「アカシアの花が結ぶ友情 文化と観光がもたらす発展」をテーマに1992年から開催されており、今年で34回目。日本や韓国、ポルトガルなど、大連市と交流がある各国の地方政府の首長らが出席し、開会式で大連市栄誉市民である岩手県の達増拓也知事があいさつした。
 イベントに併せて市主催の「友好交流に関する円卓会議」が開催され、8カ国の知事や市長、産学の代表者が観光や経済などの分野で意見を交わした。この中で、大連市の陳紹旺市長は、国際的な交流や協力を促進するプラットフォームの構築に向けて意欲を語るとともに、風力や太陽光といった新エネルギーの共同開発や、高齢化に対応するための福祉サービスの充実など、さまざまな分野での国際連携を呼び掛けた。(北京事務所)




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写真:開会式であいさつする達増岩手県知事
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写真:円卓会議で発言する陳大連市長




◇ジャパンフェスティバル2025で日本各地をPR=豪・ホワイトホース市

 ビクトリア州の州都メルボルン都市圏にあるホワイトホース市で5月25日、「ジャパンフェスティバル2025」が開催された。会場には、日本食の屋台や生け花や盆栽の展示、将棋や折り紙の体験コーナーなどが並んだほか、ステージでは和太鼓や日本舞踏が披露され、多くの来場者でにぎわった。クレアシドニー事務所はブースを出展し、日本各地の自治体のPRを行った。
 クレアのブースを訪れた人の中には、ビクトリア州内の自治体と姉妹都市関係にある地域に関心を寄せ、関連情報を求める人や日本への旅行に向けて情報収集をしている人がいた。また、「桜を見たいが、何月に行くのが良いか」「東京、大阪、京都には行ったことがあるが、他のおすすめはどこか」など職員に質問が寄せられた。(シドニー事務所)




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写真:来場者に説明するクレアシドニー事務所職員
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写真:日本食屋台に多くの来場者が並んでいる様子




◇バルビゾン村の「日本祭り」に出展=仏

 バルビゾン派の絵画で知られるフランス・バルビゾン村で5月24日、「日本祭り」が開催された。クレアパリ事務所と兵庫県パリ事務所は共同で自治体PRブースを出展。日本各地の観光パンフレットを配布したほか、大吟醸や古酒など4種の日本酒の試飲も行った。来場者からは、日本の観光地や各自治体への交通手段のほか、日本酒の味わいの違いや産地、フランスでの購入方法に関する質問などが多く寄せられた。
 「日本祭り」の会場では、おにぎり・桜餅づくり、茶道、漫画のワークショップなどが行われ、来場者は日本各地の文化に関心を示すとともに、日本の伝統と現代文化の両方を楽しんでいた。(パリ事務所)




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写真:ブースで日本の自治体をPRするクレアパリ事務所職員

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