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Vol.129 JET経験者が日本各地に「里帰り」

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□■□      CLAIRメールマガジン vol.129(2015年12月16日)
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□           ~ JET経験者が日本各地に「里帰り」 ~

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                            T O P I C S               
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【記事】「JETプログラム経験者里帰り事業」がつないだ縁

【INFO】クレアレポート「大韓民国における国民基礎生活保障制度」公開!

【INFO】現職僧が英語で東大寺&伝統行事「お水取り」を紹介(1/10@東京)

【REPO】スタッフだより「ワーク・ライフ・バランス」と「ウィン・ウィンの趣味」

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【記事】「JETプログラム経験者里帰り事業」がつないだ縁
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 みなさんは「JETプログラム」をご存知ですか?
 
  これまで6万人を超える外国青年がJETプログラムに参加し、学校の外国語指
導助手(ALT)等として日本で暮らし、地域の国際化を推進してきました。

 そのJETプログラムが、来年で30周年を迎えます。
 30周年のプレ事業として「JETプログラム経験者里帰り事業」を本年11月に行
い、11カ国12名のJET経験者が来日しました。

 期間中は、現役JET参加者や国内JETAA(※)代表等の関係者を集めた国際会議を
東京で開催し、積極的な意見交換を行った後、JET経験者がかつての任用先に2泊
3日で「里帰り」しました。
(※JETAA:JETプログラム経験者有志を中心に構成された親睦団体)

 里帰り先では、JET参加者と地域との絆の再確認と地域の魅力を発信すること
を目的に、国際交流、多文化共生、和食を通じた交流、自治体の観光PRなど様々
なテーマを持った行事を開催しました。


 参加者の一人、アイルランドから参加した日本料理研究家のフィオナさんは、
元任用地の西山町(現新潟県柏崎市)で、アイルランドの食材を使用した日本料
理を作ったり、アイルランドにはない学校給食制度を学んだりと、新潟の食を通
じて多くの人と交流しました。最後には「今回の体験を通して本を執筆し、日本
食を発信したい」と感想を寄せられました。

 また現在、日本へ旅行や留学サポートをしている中国の趙さんは、鳥取県米
子市に里帰りし、住民等を対象に餃子教室を開催。懐かしい顔ぶれも集った暖
かいつながりは帰国後も続いていくものと感じています。


 今回の「JETプログラム経験者里帰り事業」は、母国に帰り活躍しているJET経
験者と任用自治体とのつながりの深さを再発見する貴重な機会となりました。

 来年のJET 30周年事業では、秋頃に現在募集を行っている動画コンテスト
の表彰式や優秀作品などの上映を予定しています。また記念式典の開催も予定
しています。


各参加者の里帰りの様子はSNSページでも発信しましたのでご覧ください!

Facebook https://www.facebook.com/JETsatogaeri/
ツイッター @JET_Satogaeri
インスタグラム jet_satogaeri

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【INFO】クレアレポート「大韓民国における国民基礎生活保障制度」公開!
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クレアレポート「大韓民国における国民基礎生活保障制度について」を公開し
ました!
https://www.clair.or.jp/j/forum/pub/docs/428.pdf


「英国の地方自治(概要版)-2015年改訂版-」の更新を行いました!
https://www.clair.or.jp/j/forum/pub/docs/j51.pdf


これらの刊行物は、クレアHPの情報ライブラリーからも検索いただけます!
https://www.clair.or.jp/j/forum/pub/search_index.html

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【INFO】現職僧が英語で東大寺&伝統行事「お水取り」を紹介(1/10@東京都)
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1260年以上にわたって守り継がれ、天下泰平や五穀豊穣を祈る行事「お水取り」
は、古都奈良に春の訪れを告げる風物詩として知られています。

奈良まほろば館では一足早い春を皆様にお届けすべく、東大寺の執事長である
平岡昇修様をお迎えし、同寺の伝統である「お水取り」についてお話いただき
ます。

この「お水取り」とは、天平勝宝4年(752)の古代から行われてきた行事であ
り、天災や疫病、戦乱に翻弄された古都の歴史の中にあって、天下泰安・五穀
豊穣など人々の幸福を願う行事として、脈々と受け継がれてきたものです。

この長い伝統を受け継ぐ平岡執事長、実は英語にも堪能な「グローバル」僧侶
でいらっしゃいます。


当日は、JETプログラム参加者や、日本の歴史に関心のある外国人の方など、
多くの方のご参加をいただければ幸いです!


主催 奈良まほろば館(奈良県東京事務所 情報発信課)

日時 平成28年1月10日(日)
      日本語による説明 13:00 ~(1時間半)※定員に達したため締切済み
   英語による説明  15:00 ~(1時間半)

会場 奈良まほろば館2階(東京都 日本橋)

申し込み&詳細はこちら  http://www.mahoroba-kan.jp/course.html#826

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【REPO】スタッフだより「ワーク・ライフ・バランス」と「ウィン・ウィン趣味」
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こんにちは、企画調査課のルーク・ハップルです! 

最近話題になっている言葉として、「ワーク・ライフ・バランス」があります。

「ワーク・ライフ・バランス」とは、やりがいを感じながら働き、仕事の責任を
果たすとともに、プライベートにおいても充実した生活を送ることを指します。

日本だけではなく私の出身地のイギリスでも、どのように「ワーク・ライフ・バ
ランス」を保つかということが課題になっています。

解決策のひとつとして、趣味を持つことを提案したいと思います。
趣味を持つことで、プライベートな時間を楽しむことができますし、仕事を定時
までに終わらせるモチベーションにもつながるのではないでしょうか。


そこで、私の趣味、即興芝居をご紹介します。

即興芝居とは台本を用意せずに、俳優達がその場で即興に演じる形式の演劇です。
現在はパフォーマンスアートとしてだけではなく、ビジネスにおける研修ツール
としても、世界的に認知度が高まってきています。

即興芝居の魅力は、瞬間に生きることです。
信頼できる仲間と協力しながら、面白いキャラクターや観客がわくわくするスト
ーリーを作り出すことは非常に楽しく感じます。

しかし、即興芝居は楽しいだけでなく、仕事にも役に立ちます。
実際に、日本を含めて、世界的にビジネス研修にも用いられています。
台本も何もないまま舞台に立つので、自信と人前で話す技術の向上に繋がります。


即興芝居においては、絶対に守らなければならないルールがあります。

実際の例で見てみましょう。2人の俳優が舞台に立っているとします。
AさんはBさんに対して、「お、おばあちゃん!今日も早起きだね」と言った場合
に、Aさんは、「何言ってんの?俺はおばあちゃんじゃなくて、兄だよ」など、
相手のオファー(※)を断ったり、否定したりすることは一切してはいけません。

何を言われても、それをシーンの中の事実として、受け止めなければなりません。

このように何も断らず、否定せず、シーンの中でいろいろ乗り越えないといけな
いという意味では、チームワーク力、コミュニケーション力、そして作業を前向
きに取り組む力も養うことができます。


このように、趣味を作り、プライベートな時間を楽しみながら、仕事に支障を
来すどころか、かえっていい影響を与えることができます。

これこそ「ウィン・ウィン」ではないでしょうか。

皆様も是非「ウィン・ウィン」の趣味を作り、「ワーク・ライフ・バランス」
の改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。


※オファー(offer):ストーリー、場所、関係を明確にし、シーンを構成して
  いくセリフ、または行為

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【編集・発行】一般財団法人自治体国際化協会(企画調査課) 

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