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Vol.177 結婚

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□■□      CLAIRメールマガジン vol.177(2017年4月28日)
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□                 ~ 結婚 ~

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                            T O P I C S               
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【記事】多民族国家シンガポールの結婚とは??

【記事】フランスで認められる3つの形態(結婚、PACS、同棲)

【記事】韓国の結婚事情

【記事】夜は休むもの?それとも、遊ぶもの?
    2つの願望を両立させた「時間政策」

【記事】東南アジアでタクシーを便利に使おう!

【INFO】2017年度 海外経済セミナーを東京で開催します!
      ~東南アジアにおける自治体の海外展開の方策について~

【INFO】フランス初!日本茶コンクール開催!!
    (第4回セボン・ル・ジャポン会場内)

【INFO】第19回日中韓3か国地方政府交流会議が開催されます!

【INFO】『多文化サービス実態調査2015報告書』刊行

【REPO】スタッフだより 「五月病に要注意!」  

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【記事】多民族国家シンガポールの結婚とは??
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一年を通して夏の気候が続くシンガポールでは、日中外を歩くのは厳しいです
が、早朝に散歩していると、たまに結婚をする(した)カップルによる写真撮
影の場面に遭遇することがあります。イギリス統治時代のコロニアル様式の建
物や斬新な形をした現代建築物が多くあるため、格好の撮影場所なのでしょう。

シンガポールは、公用語を4つ持ち、中華系、マレー系、インド系、その他多
くの人種が住む多民族多文化国家です。そのため、結婚式一つを取っても、そ
の中身が民族によって異なります。

例えば、人口の大部分を占める中華系の結婚式は早朝、新郎が新婦の家を訪ね
ることから始まります。「Gate Crashing」と呼ばれる、新婦の元に進む新郎の
行く手を邪魔する幾つものハードルを乗り越え、新婦の元にたどり着くと、新
婦を連れて新郎の家に向かいます。そして、家族でお茶を飲んだ後、また新婦
の家に戻り、同様にお茶を飲みます。この中華系独特の習慣は午前中に行われ、
その後結婚式と披露宴が午後からホテル等で行われます。これらについては基
本的に日本のものと同様ですが、結婚式を教会で挙げるのはキリスト教信者だ
けであること(信者以外はホテルに併設されている場所で挙式をする)、参加
者が200~400名の大規模になることは大きく違う点として挙げられ、宗教や家
族に対する考え方の違いを窺うことができます。

また、中華系に次いで人口の多いマレー系は自宅のある公営住宅(HDB)の下の
共有スペースで結婚式を行い、その後ビュッフェ形式の食事をしながらお祝い
をするのが一般的です。歌のパフォーマンスなどもあり、新郎新婦と特に面識
がなくても様子を見ることができるため、非常に盛り上がります。また、参加
者には小さな心遣いとして、ケーキやお菓子、飾り物などを最後に配るという、
日本の引き出物に通じるような習慣もあります。

このように、「結婚式」という側面からも、シンガポールの多民族性を知るこ
とができます。

一方、シンガポールは日本と同様に少子晩婚化といった問題を抱えており、20
15年の合計特殊出生率は1.24と、日本の1.46をさらに下回っています。この状
況を危機と捉えるシンガポール政府は、「SOCIAL DEVELOPMENT NETWORK(通
称SDN)」と呼ばれる若者同士の出会いの場を提供していますが、政府の企画す
るイベントであり、「古い」「固い」といったイメージがあるため、集客率は
あまり高くありません。

驚くことに、ICTの普及率が高いシンガポールでは、出会いのきっかけについて
も「アプリ」が大部分を占めます。日本でも少子化対策として、若者同士の出
会いの場を提供する婚活イベントの開催や新婚カップルへのお祝い金助成など
を行なっている自治体がありますが、こういったアプリなどのツールをうまく
組み合わせていく必要性が今後出てくるかもしれません。

                (シンガポール事務所所長補佐 朽網)

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【記事】フランスで認められる3つの形態(結婚、PACS、同棲)
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フランスにおいて、カップルが家族になる場合、3つの形態が法律で認められて
います。

一つ目は、日本同様に役所に届出を行う「結婚(Mariage)」です。フランスの
場合、役所に書類を提出するだけではなく、役所内にある「結婚の間」で挙式
も行われます。なお、この立会いが、市長や副市長などの大事な仕事とも聞き
ます。

私はパリ市内の区役所の近くに住んでいるのですが、ほぼ毎週と言っていいほ
ど、挙式が行われているのを見かけます。また、結婚の知らせが役所に10日間
公示されているのも日本との違いといえるでしょうか(異議申し立てを受け付
けたり、重婚を防ぐという意味があるとか)。

二つ目は、日本でも有名な「PACS(Pacte civil de solidarite)」です。これは、
共同生活の契約という意味で、届出を行うことで結婚と同様の社会保障や税制
上の優遇措置を受けられます。これは、同性愛者の結婚が認められていなかっ
た時代に設けられた制度ですが、現在は異性間でも普通に行われる制度です。

区役所内にある小審裁判所で登録するか、公証人に登録依頼するだけで手続き
が完了するという簡易さもあって、現在でも利用されています。パリの場合、
認定を受けるためには、申請から一ヶ月程度を要しますが、解消の場合は、書
留で解消を申告するだけでよいという手軽さが人気の理由という声も聞こえて
きます。

ちなみに、両者が解消の合意にいたらなかった場合でも、一方が裁判所の執行
官を通じて他方に通知すれば3ヵ月後にPACSは解消されます。また、一方が第三
者と結婚した場合にも、PACSが解消されることになります。

三つ目が、「同棲(Union libre)」です。日本の事実婚と同様、手続きも許可も
ありませんし、税制上の優遇措置もありません。オランド大統領と元パートナー
との関係が、この同棲に当たるものであったため、大統領就任当時、日本でも
「同棲」について報道されていました。法による義務や規制はありませんが、
民法に定められており、役所で証明証を発行してもらえます。戸籍上は独身だ
けれど、父・母・実子と一緒に住む家を買うために、同棲証明書を基に住居を
購入するというケースもあるようです。

統計上は、「結婚」を選択するカップルが多いですが、「結婚」に至る前に同
棲やPACSを経るケースもあり、フランスにおけるカップルの形態は様々である
と感じます。

                  (パリ事務所所長補佐 加藤(信))

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【記事】韓国の結婚事情
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日本と同様、韓国でも晩婚化が進んでいます。2015年には、男性の平均初婚年
齢が32.6歳、女性が30.0歳となり、女性の平均初婚年齢が30代になるのは初め
てのことです。

晩婚化の要因の一つに、韓国の若者を取り巻く環境の厳しさが挙げられます。
それは、若者の間で流行している新語からも読み取ることができるのではない
でしょうか。

①「熱情ペイ」...「情熱」を意味する韓国語「熱情」と、英語の「Pay(報酬)」
を組み合わせた造語で、仕事に対する情熱を報酬に置き換え、熱意ある若者を
無給または極めて安い給料で長時間働かせること。つまり、日本で言う「やり
がい搾取」を意味します。

②「ヘル朝鮮」...高い青年失業率や自殺率、外見至上主義、厳しい受験戦争な
ど、不条理で生きづらい韓国社会を指します。

③「N抛世代(エヌポセデ)」...厳しい社会情勢のため、あらゆるものを放棄し
なければならない世代(主に20~30代)を指します。「N」に入る数字が大きく
なれば放棄するものが増え、3抛世代は「恋愛、結婚、出産」、5抛世代は3抛世
代に加え「マイホーム、人間関係」、7抛世代は5抛世代に加え「夢、希望」を
放棄することになります。民間の調査会社が20~30代の若者約1600名を対象に
調査したところ、69%が「 自分は『N抛世代』だと思う」と回答しています。

日本では、経済的な事情から結婚したくてもできない若者が問題となっていま
すが、韓国でも同じ、もしくは日本以上に厳しい状況であると言えそうです。

                 (ソウル事務所所長補佐 加藤(康))

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【記事】夜は休むもの?それとも、遊ぶもの?
    2つの願望を両立させた「時間政策」
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人口21万人強のレンヌ市では、伝統的に、木曜日の夜に盛り上がる習慣(日本
で言う花の金曜日)があります。とりわけ、6万人強を占める学生にとっては、
ここが週に一度の息抜きの時間。深夜1時頃に店が閉まってからも公共の場(市
役所前広場等)でお酒を飲み続け、近隣住民とのトラブルが頻発していました。

2004年頃には朝の2時頃に機動隊と衝突することが常態化するようになっていき
ます(催涙弾が飛び交うほど激しいものだったようです)。その状況を打開す
るために、レンヌ市が試みた施策が大変興味深いものでしたので紹介します。

それは、木曜日の夜(深夜)に大きな劇場を無料開放する、というもの。演者
は住民の中から希望者を募り、入場料も無料。お酒は飲めないものの、皆で騒
げる場所を限定して用意するという発想です。

このプロジェクトは、市の時間政策担当者を中心に、学生、退職者、市職員、
政治家による200名程度の実行委員会が結成されるまでに成長します。現在では、
「La ND4J(Nuit des quatre jeudis) (第4木曜日の夜)」として、22時から
翌朝3時まで、市内のスポーツ施設(プール、体育館)、バー、劇場、公共の場
でのパフォーマンスが行われるようになりました。基本的には無料で開催され
るこのイベントは、機動隊との衝突が話題となった年の2年後の2006年には、
22,000人以上が来場するイベントに成長しました。わずか2年間で、木曜日の夜
の様子ががらりと変わったわけです。

ND4JのPR動画はこちらからご覧いただけます( https://vimeo.com/157564859 )。

ND4Jでは、ボランティア講師による無料のスポーツ教室、ファイヤーダンスや
プールでのイベント、プロレスなど、若者の発案で、自由にイベントが開催さ
れています。統計では来場者の54%、演者の32%を学生が占めると言いますか
ら、学生にとっても満足度の高い施策ということなのでしょう。騒ぐ場所を限
定したことで、騒音が改善されただけではなく、過度なデモも起こらなくなっ
ていったようです。

「若者・学生にとって過ごしやすい(幸福度の高い)時間を提供する」ことと、
「近隣住民にとっての騒音(及び機動隊との衝突の常態化)対策を行う」こと
を解決する手法として、深夜イベントの開催を提案する。このように「時間」
に視座を取ることで、関連する人たち双方の幸福度を高める「時間政策
(politiques temporelles)」は、ヨーロッパで広がりを見せています。「時間
政策室」を設置し、部局横断的に「時間」の観点から行政サービスの改善を図
ることで、窓口での待機時間の短縮や託児所不足の改善、通勤ピーク時間の分
散化など様々な分野で成功した自治体の例も出ています。今後もこの興味深い
動向に注目したいと思います。

                  (パリ事務所所長補佐 加藤(信))

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【記事】東南アジアでタクシーを便利に使おう!
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1 市民の足タクシー
シンガポールを始め、東南アジアの各国ではタクシーが比較的安く利用できま
す。公共交通機関が整っているシンガポールですが、交通渋滞の解消や環境対
策を目的に、個人の自動車所有に厳しい条件が設定されており、自家用車保有
に税金等様々なお金がかかるため、保有率は低く、タクシーは市民にとって重
要な交通手段になっています。

また、他の東南アジアの公共交通機関がそれほど発展していない地域でも、タ
クシーやバイクの荷台に乗るタイプのバイクタクシーなどは市民の重要な足に
なっています。

今、東南アジアのタクシーの乗り方は、スマートフォンの普及とともに大きく
変化をしています。

2 便利なアプリで気軽に利用
シンガポールでは多くの人がスマートフォンのタクシー配車アプリを利用して
います。予約はとても簡単で、事前に登録をしておいたスマートフォンのアプ
リを利用してピックアップ場所・目的地・迎えの時間を入力するだけ。明瞭な
料金で、事前に名前、電話、顔写真が登録されたドライバーが迎えに来てくれ
ます。乗車中もGPSで自分の現在位置を確認することもでき、領収書も発行され
るなどとても安心です。

この利用は東南アジアの各国に広がりを見せています。東南アジアの国の中に
はタクシー料金が交渉制で、到着時にドライバーから高額料金を請求されてト
ラブルになったという話もよく聞きますが、事前に料金がわかり、正確に目的
地に到着できるこのシステムは、移動時の強い味方になっています。

また最近ではタクシーだけでなく、東南アジアならではの移動手段であるバイ
クタクシーを呼ぶことができるサービスも進んでおり、若い人を中心に市民の
足として急速に発展しています。

3 渋滞緩和も?新たな可能性
東南アジアの大都市では交通インフラが未発達のうえに、自家用車の保有が増
加傾向にあるため、慢性的な交通渋滞が社会問題となっています。

配車アプリは気軽にタクシーを利用することができ、渋滞緩和等にも一役買う
のではと期待されています。

また、外国人旅行客にとっても交渉不要で安心して利用できます。出張などで
東南アジアにお越しの際は、配車アプリを活用しぜひ快適に移動をしてみてく
ださい。

                (シンガポール事務所所長補佐 中澤)

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【INFO】2017年度 海外経済セミナーを東京で開催します!
       ~東南アジアにおける自治体の海外展開の方策について~
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成長著しいシンガポール及び東南アジア展開のヒントとなるセミナーを東京に
て開催いたします。5年目を迎える2017年度は、クレアシンガポール事務所と
東京都との共催となります。

例年ご好評をいただいている元海外駐在自治体職員の経験談に加え、シンガポ
ールやタイなどの現地企業による講演とネットワーキング懇親会を開催します!
ぜひご参加ください。

日時:1日目 2017年5月29日(月) 13:00~17:55
   2日目 2017年5月30日(火)  9:00~16:20
場所:東京都庁第二庁舎1階二庁ホール(東京都新宿区西新宿2丁目8-1)
対象:自治体職員、各地域の観光協会や輸出振興団体等

申し込み先
(一財)自治体国際化協会シンガポール事務所  担当:中澤、上谷、朽網
 電話:+65 6224-7927  Email: info@clair.org.sg

セミナーの詳細・参加申込書はこちら
< https://www.clair.or.jp/j/economy/docs/seminar2017.pdf >

※当初の応募締め切りを過ぎておりますが、残席の限りで申し込みを受け付けます。

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【INFO】フランス初!日本茶コンクール開催!!
                 (第4回セボン・ル・ジャポン会場内)
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2014年からパリで開催している、日本食と観光のイベント、
              C'est bon le Japon(セボン・ル・ジャポン)
第4回となる今回は目玉企画の一つとして、フランス初の日本茶コンクール「セ
ボン日本茶コンクール」を開催します!
煎茶、抹茶、ほうじ茶、玄米茶、その他5つのカテゴリーで順位を競います。審
査員はフランスのプロの料理関係者です。様々な優勝特典を用意していますの
で、奮ってご参加ください!
また、会場内には、商品の試飲・販売が行える日本茶ブースも設けていますの
で、そちらにもぜひご参加下さい!

日   時:2017年6月23日(金)~25日(日)
           ※日本茶コンクールは最終日(6/25)に開催
場   所:パリ市4区マレ地区ラ・アール・デ・ブランマントー(約1000㎡)
申込み期限:2017年5月31日(水) 
料   金:①セボン日本茶コンクール参加料: 6,000円/1銘柄
      ②日本茶ブース販売出展料: 12,000円/1銘柄
主   催:ユーロジャパンクロッシング

■詳細な出展案内についてはこちら
< http://ejcrossing.main.jp/contents/wp-content/uploads/cestbonlejapon/2017cestbon/CBJ2017_Nihoncha.pdf >
■申込み・お問い合わせはこちら info@ejcrossing.com

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【INFO】第19回日中韓3か国地方政府交流会議が開催されます!
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日本、中国、韓国3か国の自治体間における国際交流・協力をより一層促進す
るため、3か国の国際交流機関により、交流会議を毎年開催しています。
                                        (平成29年度:韓国・蔚山広域市)
詳細については、各関係団体等から改めて文書で連絡します。皆様方の参加を
お待ちしています。

【会議概要】
日 程:平成29年8月28日(月)~9月1日(金)
   (※8月30日(水)・31日(木)視察≪自由参加≫、9月1日(金)帰国)
開催地:韓国・蔚山広域市(会場:ロッテホテル蔚山)
テーマ:
メインテーマ「新しいパラダイム提示(発想の転換)を通じた北東アジア地方
       政府発展施策の模索」
サブテーマ 「産業と観光をつなげた観光融合・複合の提案」
       「エコシティ環境づくりと持続可能な発展施策の模索」
       「少子高齢化の深化にともなう地方自治体の政策的努力」

参加メリット:
 ○優良・先進事例などの情報入手・共有が可能
 ○観光・食品流通・企業誘致など、自治体PRの場としての活用が可能
  
対象者:自治体職員・関係者

〈お問い合わせ先〉
一般財団法人自治体国際化協会 交流親善課
TEL:03-5213-1723 FAX:03-5213-1742
E-mail:koushin@clair.or.jp

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【INFO】『多文化サービス実態調査2015報告書』刊行
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公益社団法人日本図書館協会多文化サービス委員会は、2015年、全国の公立図
書館および大学・短期大学・高等専門学校図書館を対象に「多文化サービス」
に関するアンケート調査を行い、2017年3月末、調査結果をまとめた報告書を刊
行しました。本調査は、1988年、1998年に続く3回目の全国調査で、在住外国人
や留学生に対するサービスの進展具合、直面する課題を探る目的で実施しまし
た。
今回の調査報告書は、「公立図書館の多文化サービス」と「留学生等への図書
館サービス」の2つの調査を1冊にまとめたものです。公立図書館と大学図書館
等が実施しているサービスの状況を理解し、自治体や館種を越えて連携するこ
とによって、多文化サービスを進展させる手がかりとなるよう期待しています。
報告書は日本図書館協会施設会員Aに配布されるほか、2,500円(税別)で一般
販売もされます。

*公益社団法人日本図書館協会 多文化サービス委員会ホームページ
http://www.jla.or.jp/committees/tabunka/tabid/202/Default.aspx

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【REPO】スタッフだより 「五月病に要注意!」
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こんにちは。企画調査課の中間です。

4月も終わりに近づき、もうすぐ待ちに待ったGWがやって来ます。「9連休にし
ていざ海外へ!」という羨ましい計画をお持ちの方もいらっしゃるのではない
でしょうか。
慌ただしかった4月の反動から、ついつい羽目を外したくなってしまうGWですが、
あんまり羽目を外しすぎると悩まされてしまうのが五月病です。環境の変化に
よる疲労、不安、緊張など、五月病の原因は様々ですが、GW中にしっかり疲れ
を癒し、規則正しい生活を送れるかが五月病にかかるか、かからないかの一つ
の鍵になるようです。
「楽しまないともったいない!」という気持ちもわかりますが、GW明けに気持
ちの良いスタートを切るためにも、最終日を心と身体の休息にあてるといいの
かもしれません。
ちなみに、GWにいつもと変わらぬ日常を送る予定の私には、五月病の心配は必
要なさそうです。
                         (企画調査課 中間)

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