CLAIR(クレア)一般財団法人自治体国際化協会

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自治体間交流

姉妹交流活動の参考事例

姉妹自治体優良事例紹介

中国 長春市との友好都市交流事業
アメリカ アマーストとの姉妹都市交流事業
ドイツライネフェルデ・ヴォアビス市との姉妹都市交流

  • 岩手県
    金ヶ崎町
  • 中華人民共和国 吉林省
    ①長春市
  • アメリカ合衆国 マサチューセッツ州
    ②アマースト
  • ドイツ連邦共和国 チューリンゲン州
    ③ライネフェルデ・ヴォアビス市

交流事業の特色

  • 職員を相互に派遣する人事交流
  • 各イベントへの相互訪問
  • スポーツ団を派遣するスポーツ交流
  • 小学校の作品交流
  • 中学生のホームステイ、等
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.town.kanegasaki.iwate.jp/
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長春市、アマースト町、ライネフェルデ・ヴォアビス市からの訪問団を迎えての芸術文化協会によるお茶会
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平成17年5月に開催した金ケ崎町4極サミット

交流事業の内容

【長春市との交流】
 平成元年に友好交流促進会議議定書を取り交わして以来、人事、スポーツ・文化、教育他、様々な交流を行っている。例えば、人事の面では、これまでに長春市と金ケ崎町からそれぞれ4名の職員が職員交流事業に参加しており、両市町の行政制度や文化・風土についての研修を行っている。今年度も自治体職員協力交流事業によって、長春市の職員が当町で研修を行っている。
 また、長春市雑技団が金ケ崎町夏まつりで公演を行ったり、金ケ崎町から卓球のスポーツ交流団を長春市に派遣したりと、スポーツや文化の交流も行っている。
 教育の面では長春市の天津路小学校と金ケ崎小学校とが姉妹校として交流しているほか、両市町の教職員の相互研修も行っている。

【アマースト町との交流】
 町内中学生の海外研修やマースト町の中学生のホームステイなどの教育分野での交流のほか、アマースト町のミュージカルの公演を金ケ崎町で行ったり、金ケ崎町の鬼剣舞の公演をアマースト町でおこなったりと、文化の面でも交流を行っている。

【ライネフェルデ・ヴォアビス市】
 2002年に歴史的町並みの保存が縁で始まった姉妹都市交流は、これまでに、当町からの文化使節団の派遣や交流計画書の調印などを行った。また、今年度は、自治体職員協力交流事業によって、ライネフェルデ・ヴォアビス市の職員が当町での研修を行っている。

金ケ崎町の概要①長春市の概要
②アマースト町の概要
③ライネフェルデ・ヴォアビス市の概要
人口 16,405人 ①718万人
②3万4千人
③2万人
面積 179.77km2 ①20,751km2
②72km2
③97.55km2
概況

①長春市は中国東北部に位置する吉林省の省都である。農業ではとうもろこしや大豆の生産、工業では自動車産業が有名である。市内に25の大学があり、教育も活発である。また、映画産業の町としても有名である。長春市外事弁公室が窓口となり、金ケ崎町との交流を進めている。

②町内に3つの大学を有し、また、「少年よ大志を抱け」の名言を残したウイリアム・クラーク博士や、今日アメリカ最大の女流詩人と言われるエミリィ・ディキンスンら著名人を輩出した教育の町である。金ケ崎町姉妹都市委員会が中心となり、金ケ崎町との交流を進めている。

③ライネフェルデ・ヴォアビス市(旧ライネフェルデ市):200年前の街並みが残る美しいまち。2004年3月に2市7村が合併しライネフェルデ・ヴォアビス市が誕生。ライネフェルデ・ヴォアビス市の職員が窓口となり、金ケ崎町との交流を進めている。

姉妹都市交流に係る周辺情報

提携年月日 ①1989年2月1日
②1993年8月18日
③2002年9月28日
姉妹都市提携の経緯

①中国から漢方の特性を生かした健康づくりを学ぶため中国との交流を模索していたところ、長春市職員との出会いがきっかけとなり、1989年2月1日、友好交流促進会議議定書を取り交わした。

②1988年にアマースト町出身の英語指導助手が金ケ崎町に赴任したことにより中学生の海外研修をアマースト町で行った。その後、その交流を契機に姉妹都市提携を行った。

③重要伝統的建造物群保存地区の調査研究の指導をいただいていた教授がライネフェルデ市長に当町を紹介し、交流が始まった。

交流事業の展望、課題等

①文化面における交流を促進する。また、両市町民の相互訪問交流等を推進し、行政中心の交流から、町民レベルの交流へと発展されること。

②金ケ崎中学校海外研修事業の継続、芸術文化交流の実施等。また、現在行政が中心になっている交流を、町民レベルの交流へと発展されること。

③両市町における定期的連絡体制を整えること。また、両市町で文化への相互理解を深め、行政中心の交流を町民レベルの交流へと発展させること。

パーフェクトマッチを目指す交流
花巻-ホットスプリングス交流事業

  • 岩手県 花巻市
    花巻市
  • アメリカ合衆国 アーカンソー州
    ホットスプリングス

交流事業の特色

  • 中学生及び高校生の派遣研修における課題解決型交流の推進
  • 成人の派遣研修における文化・芸術分野での交流の推進
  • 市民に広く開放される交流機会の創出
  • 姉妹都市交流提携15周年を記念するDVDの製作
  • 当市の伝統食文化であるわんこそばの海外初場所の開催
  • 全米最古の自然保護区として指定されたホットスプリングス国立公園175周年記念事業への協力
詳しくはこちらをご覧ください。
花巻市 http://www.city.hanamaki.iwate.jp/citizen/shogai/shimai_yuko_city.html
ホットスプリングス市 http://www.ci.hot-springs.ar.us/residents-sister-city.html
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わんこそば大会
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国立公園175周年記念

交流事業の内容

 青少年海外研修派遣事業、姉妹都市等交流研修事業及び教員受入事業に力を入れている。 青少年海外研修派遣事業は、姉妹都市提携を行う前の年、1992年から行われており、市内の中学生を姉妹都市に派遣し、ホームステイをしながら学校に通学するなど、姉妹都市での生活を体験する事業で、2005年度から課題解決型交流事業を導入している。

 課題解決型交流は、地域社会の抱える社会問題に注目し、その解決の糸口を姉妹都市との交流の中で得ようとする試みであるが、当市の場合は、当市の生徒と相手方の生徒の間で共通の課題を見出し、その課題を事前に研究した上で、相手方を訪問した際に議論を深め、何かしらの結果を見つけ出す作業を伴うものとなっている。 姉妹都市等交流研修事業は、個人または団体を姉妹都市に派遣し、その団体の持つ芸術的技能を姉妹都市で披露、教授することによって芸術的な交流を深めようとすること又はテーマを持って姉妹都市を訪問し、その調査を行うものである。

 受入事業としては、姉妹都市教員受入事業を1998年度から実施している。これは米ホットスプリングス姉妹都市交流基金によって派遣される教員を受け入れ、市内の教育事情の調査研究の機会を提供し、当市の授業の体験をしてもらうほか、教育・文教施設を見学することによって、日本の教育事情の理解に寄与しようとするものである。また、米国人の教員による授業によって当市の児童、生徒に国際的な授業を提供する役割を果たしている。

花巻市の概要ホットスプリング市の概要
人口 104,801人 35,750人
面積 908.32km2 85.5km2
概況 岩手県のほぼ中央に位置し、西側には奥羽山脈、東側には北上高地の山並みが連なる肥沃な北上平野に位置している。
市内の中ほどを北上川が流れ、早池峰国定公園や花巻温泉郷県立自然公園など、県を代表する豊かな自然環境が広がるとともに、豊富な温泉群を有している。
また、宮沢賢治や萬鉄五郎などの世界的に知られる先人を輩出するとともに、早池峰神楽や鹿踊りなどの郷土芸能、南部杜氏、さき織り、ホームスパン等の優れた技術が多く伝えられている。
また、岩手県内唯一の花巻空港があり、東北新幹線新花巻駅や東北自動車道、東北横断自動車道などの高速交通網の整備されるなど、北東北の高速交通網の結節点という極めて恵まれた拠点性を有している。
ホットスプリングス市はガーランド郡の郡都であり、周辺地域の中心となっている。また、市政は市長を筆頭とする7名の理事からなる理事会により運営されるシティマネージャー制を採用している。
産業は観光が中心であるが林業も盛んであり、また、良質な水を産出することからミネラルウォーター会社も市内にある。大規模な会議場があることからコンベンション活動も盛んであり、会議やコンサートに広く使われ、観光振興に一役買っている。市中心部には多くの画廊があり、芸術振興も活発に行われている。

姉妹都市交流に係る周辺情報

提携年月日 1993年1月15日
姉妹都市提携の経緯 ホットスプリングス市との姉妹都市交流の契機は、1984年に制定された当時の花巻市民憲章の中に、国際化が謳われたことに始まり、その後、様々な事業を推進する中で、姉妹都市交流を国際化推進の中心に位置付けることとした。ホットスプリングス市は当市と同じく温泉資源に恵まれ、都市規模も類似していることから、1993年1月15日姉妹都市提携を結んだ。
今後の展望、課題等 引き続き、青少年交流での課題解決型交流を推進し、両市の生徒の問題発見能力と解決能力の向上に努め、ますますグローバル化する諸課題へ対応できる人材の育成を図って行きたいと考えてる。
成人の交流では市民の多様な参画を得られる交流内容に配慮し、一過性で終わるのではなく、継続性を維持できる交流事業を実施し、新たな国際交流事業の担い手の育成に努めていく。
このページに関するお問い合せ先
交流支援部交流親善課
Tel :  03-5213-1723
Fax :  03-5213-1742
Email : shimai@clair.or.jp
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