CLAIR(クレア)一般財団法人自治体国際化協会

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自治体間交流

姉妹交流活動の参考事例

姉妹自治体優良事例紹介

三沢市姉妹都市友好親善交流

  • 青森県 三沢市
    三沢市
  • アメリカ合衆国 ワシントン州
    ①ウェナッチ市
  • アメリカ合衆国 ワシントン州
    ②東ウェナッチ市

交流事業の特色

  • 28年間続く使節団交換訪問
  • 日本語・日本文化関係図書の寄贈
  • 中学生大使のホームステイ、学校生活体験
  • 日本伝統芸能(神楽)の披露
  • 文化交流員による日本文化(茶道・書道等)指導
  • ウェナッチバレー親善使節団のホームステイ体験
  • ウェナッチバレー親善使節団の日本文化(お祭り、着付け、茶道、書道等)体験
  • ミス・ビードル号再現飛行に係る募金活動及びPR活動
  • 紙飛行機大会ミス・ビードルカップのウェナッチ市での開催
  • 東ウェナッチ市での日本庭園築造への支援
詳しくはこちらをご覧ください。
三沢市 http://www.net.pref.aomori.jp/misawa/
①ウェナッチ市 http://www.wenatcheewa.gov/
②東ウェナッチ市 http://www.east-wenatchee.com/
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ウェナッチ市アップルブロッサムフェスティバルパレードの様子
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東ウェナッチ市の市民ボランティアにより築造された日本庭園再命名式と庭園の様子

交流事業の内容

 ウェナッチバレーとの交流は、28年目を迎えるがこれまで、毎年互いの使節団派遣と受入を行い、2008年5月までに556名が三沢市から、314名がウェナッチバレーからそれぞれを訪問している。

 三沢市からの使節団員の交流内容は、アップル・ブラッサム・フェスティバルやクラッシックカーパレードへの参加のほか、ウェナッチバレーの歴史や文化に触れるための視察を行なっている。また、中学生大使は、ウェナッチバレー滞在中、一般家庭にホームステイし学校を訪問することにより、米国での家庭生活や学生生活における文化の違いを肌で感じる貴重な機会を得ている。

 また、ウェナッチバレーからの使節団は、ホームステイにより日本の家庭生活を体感し、日本文化を堪能する機会を得るとともに三沢まつりやサマーフェスティバル・パレードに参加し祭を盛り上げている。

 東ウェナッチ市では、「ブリッジ・オブ・フレンドシップ・ジャパニーズ・ガーデン」という日本庭園が市民ボランティアにより築造され、2003年にこの庭園へ三沢市から灯篭等が寄贈された。これに対し、同年、北中央ワシントン州テイク・プライド・イン・アメリカ委員会が主催する、地域の奉仕活動等をボランティアで行なう民間の人々を称えるための賞である「スピリット・オブ・アメリカ賞」を日本人で初めて三沢市長が受賞している。この日本庭園は、2008年5月に故前市長の名前を取り「SHIGEYOSHI SUZUKI MEMORIAL GARDEN」と新たに命名された。

 このように、三沢市とウェナッチバレーとは、互いの使節団の派遣と受入に留まらず、多様な交流活動により友情と絆をさらに深めている。

三沢市の概要①ウェナッチ市の概要
②東ウェナッチ市の概要
人口 43,176人 ①30,810人
②11,480人
面積 119.97km2 ①18.91km2
②5.96km2
概況 本州の北端である青森県の東南部に位置し、東は太平洋、西は小川原湖に接し、東西に11㎞、南北に25㎞、海抜57mの広々とした平坦地である。
農業では、ごぼう・長いもをはじめとする根菜類の生産、漁業ではイカやほっき貝漁が盛んである。
また、国内唯一の米軍、自衛隊、民間航空の三者が共同使用する航空施設を有する三沢市は、「大空のまち」として知られており、外国からの人々を笑顔で歓迎する精神に富んだ市民が作り出す国際色にあふれた雰囲気のまちとなっている。
ウェナッチバレーは、カスケード山脈丘陵地の真東、コロンビア盆地のウェナッチ川とコロンビア川の合流地点に位置する砂漠地帯で、年間300日は晴天に恵まれる。しかし、コロンビア川とその支流からの灌漑用水によって、米国内最大のりんごの産地として大規模農業が盛んである。ウェナッチ市と東ウェナッチ市は、北中央ワシントン州全域における市場の中心地で、医療・保険、ショッピング等、様々なサービスを提供している。

姉妹都市交流に係る周辺情報

提携年月日 ①1981年10月4日(ウェナッチ市)
②2001年8月23日(東ウェナッチ市)
姉妹都市提携の経緯 1931年10月4日、米国飛行家クライド・パングボーン、ヒュー・ハーンドン操縦のミス・ビードル号は、当時の三沢村淋代の海岸を飛び立ちウェナッチに胴体着陸し、航空史上に残る人類初の太平洋無着陸横断飛行を成し遂げた。
この偉業の発着地の縁で1981年、太平洋無着陸横断飛行50周年目にウェナッチ市と姉妹都市締結、2001年、太平洋無着陸横断飛行70周年を契機に新たに東ウェナッチ市と姉妹都市を締結した。
交流事業の展望、課題等 ウェナッチ市にあるウェナッチバレー大学への留学希望者に対する情報提供などの支援を行なう予定であり、将来は、ウェナッチバレー大学の留学生を通した姉妹都市交流の推進や当市が目指す国際文化都市創造のための国際的人材育成の更なる推進に取り組んでいく考えである。

米国帆船チェスボロー号が結んだ国際交流の推進

  • 青森県 つがる市
    つがる市
  • アメリカ合衆国 メーン州
    バス

交流事業の特色

  • チェスボローカップ水泳駅伝大会
  • 中学生を中心としたホームステイによる相互訪問プログラム
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.city.tsugaru.aomori.jp/
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バス市で書道・折紙等を通して文化交流を図る
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メーン州知事表敬訪問
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チェスボローカップ水泳駅伝大会ジュニアの部に参加するバス市チーム
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チェスボローカップ水泳駅伝大会ジュニアの部に参加するバス市チーム

交流事業の内容

 明治22年(1889年)10月30日、つがる市車力地区の沖合で暴風雨のため、米国メーン州バス市船籍の大型貨物帆船チェスボロー号が座礁、車力地区住民の決死の救助活動により、23人の乗組員のうち4人が奇跡的に救助されました。この海難事故は、その後「人間愛」のドラマとして感動とともに現代に伝わり、つがる市(旧車力村)とバス市の姉妹都市提携になって実を結びました。その海難事故のおよそ百年後にあたる平成2年(1990年)両都市間を結ぶ直線距離10,200㎞を参加者全員の泳いだ通算距離で達成することを目標にした「チェスボローカップ水泳駅伝大会」が始まりました。この大会は1チーム5人でタイムを競う水泳駅伝競技はもとより、「勇気と愛は海を越える」をスローガンに人間愛と国際交流の素晴らしさを広く発信する市民交流・参加型イベントでもあります。回を重ねるごとに知名度が上がり、趣旨に賛同する人々が増え、今では全国各地から参加者が集まるようになりました。平成3年以降は姉妹都市であるバス市からも毎年参加しています。

 また平成2年8月に中学生を中心とした39名の訪問団をバス市に派遣し、翌平成3年にはバス市からの32名の訪問団の受入れを行う相互訪問プログラムが始まりました。期間は約2週間で、ホームステイを通して、市内見学や文化体験交流等を行い、友好親善とお互いの理解を深めてきました。

 このチェスボローカップ水泳駅伝大会と相互訪問プログラムは開始以来現在まで毎年継続して実施しています。

つがる市の概要バス市の概要
人口 39,759人 9,266人
面積 253.85km2 24km2
概況 つがる市は青森県の西部、津軽平野の中央部から西に位置する。東は岩木川、西は日本海に面しており、海岸沿いは屏風山と呼ばれる丘陵地帯が続く。平野部は津軽藩の新田開拓以来の一大穀倉地帯が形成されており、県内有数の稲作地域である。主産業は農業で、米に加え、リンゴ、メロン、スイカ、夏秋野菜の作付けが盛んである。気候は日本海型気候で夏は比較的冷涼、冬は西風の影響で地吹雪が強い。 米国メーン州バス市は、米国北東部ニューイングランド地方の最北東に位置するメーン州の南西部に位置し、「船の都市」として古くから造船で栄えてきた地域である。主な産業は商業、造船業で、市の中心には巨大なバス市造船所がある。気候は、亜寒帯湿潤夏冷涼気候に属し、夏期冷涼型の積雪寒冷地である。バス市の街中は古風で趣のある煉瓦づくりの建物が並び、百年昔を思わせる歴史的地区と評価されている。

姉妹都市交流に係る周辺情報

提携年月日 1993年9月7日
姉妹都市提携の経緯 1889年(明治22年)当村西浜で米国帆船が遭難沈没した。当時の村民の救助活動で、23人の乗組員のうち4人が助かった。この船の船長がバス市の人であったことから交流が始まった。1993年9月、車力村長が渡米、青森県知事、メーン州知事ほかが見守る中で両市村長が調印した。
今後の展望、課題等 本交流事業を通して築かれてきたネットワークを活用して、本市のPRや農産物、特産品の販売等も視野に入れ、イベントと相互訪問という短期間に限定された交流から経済・観光交流という年間を通した交流事業への展開を目指します。

姉妹都市交流事業

  • 青森県 鶴田町
    鶴田町
  • アメリカ合衆国 オレゴン州
    フッドリバー市

交流事業の特色

 両市町民の相互親善訪問、交換留学生の派遣、中学生大使の派遣、国際交流員の招致など諸事業を展開。今年は姉妹都市締結30周年を迎え、これを記念し両市町ともに親善訪問を実施。桜の記念植樹、記念碑の建立などをとおして節目の年を祝った。

詳しくはこちらをご覧ください。
鶴田町 http://www.net.pref.aomori.jp/tsuruta/
フッドリバー市 http://www.cityofhoodriver.com/
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交流事業の内容

 1977年(昭和52年)、「まちづくりは人づくり」を基本理念とし、国際化社会に対応できる人材の育成を図っていくことを目的に、フッドリバー市と姉妹都市を締結。以来、積極的に諸事業を展開している。

鶴田町の概要フッドリバー市の概要
人口 15,149人 約6,000人
面積 46.38km2 4.69km2
概況 津軽平野のほぼ中央に位置し、町の中央を岩木川が流れる。農業を主産業とし、米、りんご、ぶどう、さくらんぼなどの栽培が盛んである。 オレゴン州の東北部、北はコロンビア川がワシントン州と境界を分け、南境界にはフッド山(3,428m)がある。梨、リンゴ、さくらんぼなどの果実の栽培が盛んなところとして知られているが、ウィンドサーフィンやアウトドアに適した土地としても知られ、そのため、近年は観光業が増加の傾向にある。

姉妹都市交流に係る周辺情報

提携年月日 1977年7月27日
姉妹都市提携の経緯 国際化社会に対応できる人材の育成を図っていくことを目的とし、鶴田町の主幹産業でもあるリンゴが採れるところ、そして日本語を使える日系二世の方が多いところという条件のもと、姉妹都市の相手先を探していたところ、東奥日報社社長(当時)の故山本省一氏からフッドリバー市を紹介される。昭和51年、県のアメリカリンゴ視察団一行がフッドリバー市を訪問。視察の結果、姉妹都市の相手方として非常に望ましいとの結論に達する。フッドリバー市有数の実力者、故レイ・ヤスイ氏の協力のもと、姉妹都市締結実現のはこびとなる。
今後の展望、課題等 今後も諸事業を展開、町民の意見、要望を取り入れながら町を挙げてさらなる国際交流施策の発展に努める。具体的には、町で開催している英会話教室の受講者の増加、ホームステイバンク、通訳バンクの登録者の増加、英語検定試験合格者の増加など、姉妹都市交流事業のみにとどまらず、「国際化に対応した人づくり」にも重点を置く。
このページに関するお問い合せ先
交流支援部交流親善課
Tel :  03-5213-1723
Fax :  03-5213-1742
Email : shimai@clair.or.jp
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