自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

尾鷲港が三重県南部の開発拠点として、重要港湾等の開港指定を受けたのを機会に、市民の国際的視野を広げ、産業、観光の発展に資するため、都市性格の類似したプリンス・ルパート市と、国際的親善の理念に基づき、教育、文化、経済の友好的交流を図り、世界平和に貢献する目的にて提携。昭和42年９月、外務省情報文化局文化事業部長のすすめにより、国際姉妹都市をさがしていたところ、昭和43年２月国際親善都市連盟より、カナダのプリンス・ルパート市の紹介を受け、その後数々の折衝の末、同年９月当市議会にて議決され、正式に成立した。以来、小中学生の作品交換や中高生の相互派遣、市民の訪問交流などを行っている。また、1985年９月に行方不明となった尾鷲の小型漁船が、1987年３月にプリンス・ルパート市近くに漂着。同市では1990年にオープンした｢船員慰霊公園｣内の“一丸記念館”に、修復したこの船を展示保管している。

提携先の概要

プリンス・ルパート市は人口約１万８千人で、カナダ第３の大きさ(全面積の10％)をもつブリティシュ・コロンビア州の最北端にあり、近辺に豊富な漁区をひかえた漁港として、世界的に有名です。1910年に市になり、以来漁業を中心に発達してきたが、現在、州北西部の交通の要衝として産業、観光の重要な位置を占めている。主な産業は、州の漁獲の約30％をとる水揚げしている水産業を中心に、林業(パルプ、製材等)、運送業、鉱業等が盛んであり、日本向けの小麦、石炭などの積出港としての役割も任っている。