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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1988年７月米国・カリフォルニア州・トレーシー市市議会で、日本の農村都市と姉妹都市提携を推進すべく決議した。また、シスター・シティズ・インターナショナルへの加盟と、地元日系二世のバーナリス・ウエハウス・オーナー、ケン・ヤスイ氏に市長から日本の都市との接触を依頼するなど、姉妹都市提携の準備を進めていた。この便りがケン・ヤスイ氏と面識のある、東京の(財)日本豆類基金協会専務に届き専務から適地として、我がふれあいのまち芽室町の農協組合長に照会され、その旨、情報交換をしたい旨の書簡と、本町ノ資料を11月に送付したところである。翌1989年１月トレーシー市長から書簡が届き、芽室町を市議会で姉妹提携都市として決議したことと、８月のビーン・フェスティバルで調印式を行いたい旨の正式な申し入れである。以来、姉妹提携を前提とした取り組みを展開した。６月にミッションを派遣し今後の交流事業と調印式について協議を行い、末長い交流と友好を確認し、1989年８月５日トレーシー市のビーン･フェスティバル特設会場で姉妹都市提携調印式を終了した。

提携先の概要

トレーシー市はカリフォルニア州グレート・セントラル・バレー西部に位置し、肥沃な農業地帯で多種の穀類、野菜、果物、ナッツ類などが生産されている。110年の歴史あるトレーシー市は、３本のハイウェーと汽車、航路の集中的中心地として、また、港や海岸に近く、大都市のサンフランシスコまで車で１時間であることから、ベッドタウンとして開発が進む農業都市である。
＜人口＞
42,082人(1994年12月現在)
＜面積＞
228.8k㎡
＜地勢＞
北西にはサンオーキン・デルタの水路と西側には沿岸の乾燥した丘陵地帯が黄金に輝き、東側は壮大なシエラ・ネバダ山脈を背景とする農業地帯が広がっている。
＜気候＞
典型的内陸性気候で夏は太平洋から涼しい風も吹き、乾燥した温暖な日が続く。冬は30日～40日間程氷点下の温度となる。また、この時期には霧が発生しやすくなる。年間の平均気温は16.1℃である。
＜産業＞
サンオーキン郡での中心的農産物を生産し供給している。カリフラワー、コーン、アルファルファ、小麦、トマト、アーモンド、シュガービート、豆類等多種の農産物と乳製品を生産し、これに関る加工・製造会社があり経済が潤っている。また、近年マイクロ・コンピューター、自動車部品組立、製紙会社などの進出により一層の発展が期待できる。