自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

兵庫県とワシントン州の姉妹都市提携は1963年２月、神戸アメリカ文化センター館長(当時)マイクル・D・ブラウン氏から「州と県の提携をしては」という話が出たのが始まりである。両県州の間には、兵庫県が国際港都神戸をかかえた西日本の門戸であり、ワ州もアメリカ西海岸の門戸であること、また神戸がワ州のシアトルと、西宮がスポーケンと姉妹都市であること、さらに工業、農業、漁業など産業構造や、変化に富んだ自然風土がよく似ていることなど色々と類似点があり、これまでも深い関係をもっていた。そこで、在日アメリカ大使館や元神戸アメリカ総領事ロバート・P・チョーカー氏を通じて、ワ州の意向を打診したところ急速に話が進んで、10月22日、ロゼリーニ知事が日米知事会議が出席のため来日した際、金井知事とロゼリーニ知事の間で正式に姉妹提携の調印がかわされた。

提携先の概要

アメリカ合衆国西北端の州で、西は太平洋に面し、北はカナダ、東はアイダホ州、南はオレゴン州に接している。人口は5,894,100人(1994年推計)、面積は176,597平方キロ、日米全土の約半分の広さにあたる。州面積の55パーセントは緑の森林でおおわれているので「常緑の州」(Evergreen state)の別名がある。主要産業は、ボーイング社を中心とする航空機産業及び農業、林業、水産業等であるが、近年シアトル市を中心とした貿易関連産業、サービス産業をはじめ、コンピューターソフト、バイオテクノロジー等ハイテク産業の伸びが著しい。