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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

伊丹市と佛山市が友好都市を締結するに至るまでの経緯として、昭和59年２月28日に海外都市との国際友好都市選定について伊丹市国際姉妹都市提携懇話会へ諮門し、同年３月28日付で候補都市として佛山市が答申された。この答申を受けたあと、本市並びに兵庫県から、同県が友好省県関係にある佛山市の所在する広東省への積極的な働きかけと、中華人民共和国駐大阪総領事館の橋渡しによって両市の友好交流がはじまる。昭和59年８月、助役・市議会副議長をはじめ市民代表らが佛山市を初訪問し、両市の友好都市締結について積極的な会談を行うとともに、交歓を通じ、相互理解と友誼を深め、また、同年１１月には、佛山市から副市長を団長とする友好訪問団が本市を初めて訪れ、末永い友好関係を樹立することについて合意に達した。さらに、昭和60年１月に市長、市議会議長と経営者協会会長をはじめとする産業経済を中心とする交流などの会談を行い、友情の絆を強めた。そして、昭和60年５月、佛山市から市長・人大常委会主任・副市長をはじめ18名の代表団が本市を訪れ、友好都市締結の調印を行った。

提携先の概要

佛山市は、広東省中部珠江三角州の中心地帯にあり、省都の広州から西南約20kmの交通至便で温暖な南国の都市である。人口は約316万人、面積は3,813k㎡で、1500有余年の長い歴史と伝統を誇るまちである。産業は紡績工業など軽工業が中心であるが、特に中国有数の石湾美術陶磁器、絹織物の名産地として知られ、繊細で華麗な切絵などの工芸が名声を博している。佛山市は、有名な華僑のふるさとであり、対外開放都市に指定され、先端産業の誘致など積極的な産業振興政策がすすめられている。また、祖廟、広大な中山公園、清暉園や西樵山などの名山・名園林は、人々の憩いと観光の地として絶好である。