自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1971年３月８日、リ市議会において、日本の都市と姉妹都市提携を結ぶことが承認され、バンクーバーにある日本領事館を通じて和歌山市へ姉妹都市提携を申し入れてきた。和歌山市では、スティブストン(リ市にある移民のモデル村)が開拓されたのは、和歌山からの移民の力によるもので、両市は古くからつながりがあることやリ市が当面している公害、下水道問題等和歌山市と共通した問題点があることから、1973年３月31日、和歌山市議会においてリ市との姉妹都市提携が承認された。

提携先の概要

リ市はカナダのブリティッシュコロンビア州(カナダの西部山岳地域)にあって、大バンクーバー圏(人口100万人)の中に含まれており北はバンクーバー市に、東はニューウエストミンスター市に、南はデルタ市に面し、フレイザー河の河口にある。人口は約12万人で日系人が5,000人、その内和歌山県人が3,000人おり、そのほとんどが漁業に従事している。面積は152k㎡、気温は最低で1.8℃、最高で27℃、1879年(明治12年)に市制が施行された。リ市には、カナダで最も利用度の高いバンクーバー国際空港があり、年間2000万人の乗降客を数え、カナダの空の玄関といわれている。また経済、産業の分野においては、第一次産業として農業、漁業、第二次、第三次産業として木材業、航空運輸業、貿易業などが盛んである。