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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

昭和63年、鳥取市市制施行100周年記念事業「'89鳥取世界おもちゃ博覧会」の開催にあたり、ハーナウ市のヘッセン人形博物館より「世界最古の人形」の特別出展の協力を得られたことがきっかけとなり、以後、国際ソロプチミスト鳥取、駒鳥会(和紙人形制作の会)など民間団体が中心となり交流が始まった。また、平成７年に完成した「鳥取世界おもちゃ館」と人形博物館との姉妹館締結が行われると本市との交流も急速に広がった。人形博物館館長、ハーナウ商工会議所会員を講師に迎えた講演会をはじめ、本市の勤労青年をハーナウ市に派遣し研修を実施するほか、平成11年４月にはハーナウ市訪問団を本市に迎え、記念議場演説、記念講演、ハーナウ市紹介写真展、日独文化交流懇談会等を実施。同年10月、鳥取市長を団長とする行政、経済、文化、国際交流団体代表で構成される訪問団を迎え、姉妹都市提携協定書を交し、姉妹都市提携の実現を見た。

提携先の概要

ハーナウ市はドイツ中央部フランクフルトの東約20km、車で約20分の位置にあり、面積は76.51k㎡、人口は９万人強のマインインキンツィッヒ郡の郡都である。ハーナウ市はマイン川とキンツィッヒ川に面し、大都市間に位置しており850年間も絶えず重要な役割を演じてきた歴史ある都市である。第２次世界大戦では街は爆撃により壊滅的な被害を受けたが、市民が市の復興に立ち上がり、再び活力ある地域共同体を作り上げた。現在ではデグサ、ヘレウス、ダンロップなど有名企業が存在し、地方の中心商業地として着実に発展を続けている。またヴィルヘルムスバード保養施設や伝統的な御祭の開催など文化・観光的価値も注目される。そのほかグリム兄弟、作曲家パウル・ヒンデミットなど優秀な陣Z内の生誕地として有名で、グリム兄弟の銅像のある市庁舎前のマルクト広場は「メルヘン街道」の出発点として、また、旧市役所を利用した金細工博物館も観光客でにぎわうなど、あらゆる面で発展を続ける都市である。