自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1956年10月、アメリカ国務省文化事業部の出先機関である広島アメリカ文化センターのアボル・フツイ館長が来岡し、アメリカのサンノゼ市との都市縁組について意向の打診があった。その後、両市間において、資料の交換等の交流が活発に行なわれ、1957年３月、サンノゼ市のロバート・C・ドア市長から岡山市長あてに正式な姉妹都市提携の申し入れがあった。これを受けて岡山市は、市議会全員協議会の了承を得て、岡山市長から申し入れを受諾する旨回答。同年５月、両市でそれぞれ都市提携式典を挙行し、姉妹都市縁組が成立した。

提携先の概要

サンフランシスコ湾の南端に面するカリフォルニア州サンタクララ郡に属し、サンフランシスコからは南東へ77ｋｍ、高速道路を利用して約１時間の距離にある。サンタクララ郡の行政、経済の中心地で約91万人の人口を擁し、「全米の主要都市の中で最も急速に成長した都市」といわれ、「シリコンバレーの首都」と呼ばれている。温暖、少雨の地中海性気候で晴天の日が多く、市内では亜熱帯植物が見られ、一年中、快適に過ごすことができる。18世紀後半の東部からの入植以降、200年余りの歴史があり、州最初の農耕定住地とされ、州都ともなった由緒ある都市。20世紀前半までには豊かで広大な土地と穏やかな気候を生かして、農業と食品加工業を主産業として成長。第二次世界大戦前後からは、科学技術関連企業が集中立地し、シリコンバレーと呼ばれるエレクトロニクス工業地域の中核都市となったのを契機に飛躍的に発展中。1996年には、全米トップの企業生産出荷額（293億ドル）を擁する都市経済となる。