自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

　岡崎嘉平太氏の故郷である賀陽町と周恩来総理の故郷である淮安市楚州区は、偉大な先輩の意思を継承し、周恩来生誕100周年(1998年)に双方が調印に合意し、相互の友好関係の基盤確立と日中友好に寄与するために友好提携協定を締結する。
　1993年から行政関係者の相互訪問、1996年から中学生のホームステイによる相互訪問を各年で実施、また、書道、絵画などを交換し文化交流も行っている。
　2001年には淮安市で行われた中日友好駅伝大会に１チーム(一般の方)が参加した。
　なお、中華人民共和国国務院の行政区域調整企画に基づく決定により、元淮安市が楚州区に変更になったため、2001年10月７日友好都市確認書に調印した。2012年1月淮安市楚州区は淮安市准安区に変更になった。
　

提携先の概要

　中華人民共和国江蘇省淮安市楚州区は、南京市の北約190㎞、蘇北平原の中部に位置し、面積1,600k㎡、人口120万人余りの町。
　悠久な歴史があり、歴史的に貴重な建造物も多数残されている。また、西遊記の作者呉承恩氏をはじめ、多くの文人、偉人を輩出している。中でも1898年、淮安市に生まれた周恩来氏は中華人民共和国の偉大な指導者であり世界的にも有名な人物。
　米作、畜産、水産養殖を中心とした農業の町。近年、紡績工場、電子部品工場などができ、工業化への道を歩み始めている。現在大小あわせて60あまりの工場があり、年々業績も上がっている。鉄道も通っており、南京市からの道路の整備、上海からの高速道路、京杭大運河の整備も行われており、これらの整備により今後大きく発展することが見込まれる。