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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

昭和57年10月、日中友好広島県議会訪中団が四川省を訪問し、交流の糸口となる。同年12月、四川省から経済視察団が来県、翌58年４月から、四川省の農業研修生の受入れが始まるなど、各種交流が活発となり、友好提携の気運が高まる。昭和59年５月、県知事が四川省を訪れ、友好提携について基本的合意に達した。同年９月、四川省省長を本県に迎え、友好提携調印式が行われた。

提携先の概要

四川省は、中国の西南部、長江の上流に位置する。面積は48.8万k㎡で、日本の約1.3倍、広島県の約58倍、人口は8,500万人で、広島県の約29倍に当たる。省都は成都市。東部の四川盆地(中国四大盆地の一つ)は、冬暖かく、夏が長い。土地は肥沃で稲・麦を多く産出し、中国における主な穀倉の一つで、昔から｢天府の国｣と称されている。西部には平均標高3,000m以上の川西高原が広がり、冬が長く寒冷である。産業面では、水稲・菜種・生糸・柑橘・養豚などが全国でも有数で、工業も、鉄鋼・化学・機械工業・電子工業等の近代工業の発達が近年目覚しい。三国志の英雄、劉備・諸葛孔明が活躍した地としても知られ、パンダ、四川料理、中国の代表的地方劇｢川劇｣なども有名。