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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

土佐清水市が日米草の根交流の原点であるジョン万次郎の生誕の地であることと、フェアヘーブン及びニューベッドフォードが万次郎を救助したホイットフィールド船長の故郷であり、この地で実際、万次郎が何年か青春時代を過ごしたことに縁を成す。昭和61年暮れに姉妹都市の話が持ちあがり、話のきっかけを作ったプロダクション・ブンユー社社長兼俳優の渡辺文雄氏、また当時ボストン総領事の丹波実氏、その他外務省関係者や高知県関係者の方々の支援を得て、昭和62年12月２日、18人の代表団を米国より迎え、当市において姉妹都市盟約証印式が執り行われた。これに先立ち、同年９月、土佐清水市長以下７名の代表団が、事前調査及び親善訪問に渡米している。

提携先の概要

フェアヘーブン町はボストンの南約80kmの大西洋に面したアクシュネット川の河口に位置する、人口約１万６千人の閑静な住宅エリアである。その街並みはニューイングランド地方独特の雰囲気を持っており、夏のリゾート地として別荘なども多い。ニューベッドフォード市は、アクシュネット川にかかる橋一本を隔てたフェアヘーブンの西に隣接する人口約10万人の港町で、漁獲売上高は全米一を誇っている。かつての米国における捕鯨船の基地で、ハーマン・メルビルの小説“白鯨”の舞台でも知られている。地域産業は衣類などの軽工業中心であるが、ゴルフボールのブランドであるタイトリストの生産地でも名高い。