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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

昭和47年(1972年)秋田日独協会が発足し、これを契機にドイツ各都市との交流に対する気運が盛り上がった。昭和51年(1976年)、ドイツ大使館に友好都市候補地の選定を依頼し、翌年秋田日独協会役員が西独政府に招へいされ現地を視察した。その結果、パッサウ市と姉妹都市提携を前提とする交流が始まった。秋田市文化団体連盟をはじめとする各種市民交流団のパッサウ市訪問、そしてパッサウ市からは市議会議員らの親善訪問等を受け、昭和55年(1980年)にはパッサウ独日協会が設立される。こうした相互派遣の積み重ねのもとに、昭和58年(1983年)パッサウ市から姉妹都市提携に対する正式な意思表示を受け、翌年59年(1984年)４月８日パッサウ市において調印式を挙行した。

提携先の概要

ドイツ・バイエルン州に位置し、オーストリアとチェコに隣接しているパッサウ市は、東ヨーロッパとの重要なかけ橋の役目を果している。市の人口は約50,000人でドナウ川、イン川、イルツ川の合流点であり、河川を利用したドナウ船運の要衝である。産業は鋳物、歯車、光学機械などの小規模製造業および五つのビール工場が主となっている。市内には代表的なバロック様式の大聖堂をはじめ、いまなお中世の面影を残す古い建物があり、また夏には「ヨーロッパ週間芸術祭」が開かれ、年間130万人の観光客が訪れる観光都市。また最近は大学研究都市として発展している。