自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

富津市では、国際化の進展に対応し、国際交流を積極的に進め、海外との相互理解を深め、国際化時代にふさわしいまちづくり、人づくりを行うため、兼ねてよりアメリカ西海岸において人口、産業形態などが似通った都市と姉妹提携を結びたいと検討していたところ、㈱ジュピターコーポレーション藤村義明社長(現会長)よりカールスバッド市を候補地として推薦いただき、1986年６月マリー・キャスラー(前市長)市長へとその旨の書簡を送った。その後、1986年から提携に至るまで約100名がカールスバッド市を訪問し、この間、1987年８月には市長一行が公式訪問しクロード・バディ・ルイス市長をはじめとする関係者からの盛大なる歓迎を受けた。これらの経過を踏まえ1988年１月26日カールスバッド市定例議会において富津市との姉妹提携に関し承認がなされ、ルイス市長よりその通知を受けた富津市においても３月定例議会(３月28日)にて議決された。その後、1988年10月25日に富津市において関係者の見守る中、カールスバッド市、富津市両市長により調印式が行なわれ正式に両市の姉妹都市提携が成立した。

提携先の概要

同市は、南カリフォルニアの太平洋に面し、年間の平均気温が15度という温暖な気候に恵まれ、農業、工業、観光業が融合した素晴らしい市である。人口は約10万人、面積は約104平方キロメートルで地理的にはロサンゼルスの南約145キロ、サンディエゴの北約48キロに位置している。産業は大きく分けて農業、工業、観光業の３つに分けられ、農業は温暖な気候を利用して、いちごやアボガド、花などを栽培している。工業は各種のハイテク産業が中心で地理的な条件が良いため工場が多く、サンディエゴカウンティの中で最も発展が期待される市である。また、市には小型飛行機専用のパロマ空港があり、このような利点により全米中から機用を誘致して、新しい産業地区を形成しつつある。観光業では、太平洋に面した一年中温暖な気候のもとに夏にはウォータースポーツのメッカとなり、広大な海岸線では様々なレクリエーション施設やホテルなどが立ち並んでいる。