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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1985年９月26日に、東京都と北京市の友好発展促進のため来日された北京市宣武区区長が本区を訪問され、これを契機として北区・宣武区両区間の友好都市交流提携の気運が急速に高まった。その後、北区及び北区議会は、1986年から1990年までに４次にわたる友好都市交流調査団を派遣し、この調査結果に基づき、平成３年度より交流事業を実施しはじめ、1993年４月22日に正式に友好都市の調印を行った。
その後、2010年7月に旧宣武区と旧西城区が合併し、新しい西城区となったため、区長を団長とする視察代表団を西城区へ派遣し、2011年11月9日に再提携の調印を行った。

提携先の概要

宣武区は北京市の中心部に位置し、北京城内にある４つの区の一つである。古くから北京市は、天安門から北側が政治の中心部であるのに対し、南側は庶民の生活の場ということがいえる。区内には多くの老舗が集まる大柵欄街(だいさくらんがい)や清朝時代の町並みを再現した骨董街瑠璃廠(るりちゃん)、野菜や肉、魚をはじめイスラム教徒のための食品コーナーも設けた総合市場などがあり、北京市の中でも最も素顔の中国に出会えるまちといえる。また、中国の伝統的な住居スタイルである胡同(ふーとん)や文化遺産として貴重な寺院も数多く残っている。区内には漢民族のほかに、回族をはじめとした少数民族をふくめ38の民族が住んでいる。牛街地区はイスラム教を信仰する回族の多く住むまちで、イスラム寺院やモスクを形どった建築物、独自の食文化などをかいま見ることができる。最近は新しい住宅団地や新しい道路が整備され、快適な住環境をもつ商業都市として発展している。