自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

　リューベック市から国際親善都市同盟に対し、日本の都市と経済分野におけるパートナーシップ・シティについての打診があり、港湾都市、工業都市という都市特性が類似していることから、経済分野をベースにした交流をめざして、92年５月友好都市提携の調印をするに至りました。

提携先の概要

　リューベック市は、バルト海沿岸の海運商業の拠点として発展を続ける、歴史と文化に富んだ、人口約22万人の都市です。リューベック港はドイツ国内では第３位、バルト海最大の港で、市人口の１／３が流通・港湾関連の仕事に従事しています。
　リューベックの都市としての歴史は古く、1358年にはバルト海沿岸９都市の商人による商業保護組織であるハンザ同盟の盟主となり、17世紀まで繁栄を遂げました。最盛期には200余りの北ドイツとオランダ諸都市を糾合し、スカンジナビア諸国やロシアとの交易を独占しました。現在もブレーメン、ハンブルクとともに｢ハンザ都市｣を称しています。
　第２次大戦によって旧市街の１／５を戦火で失いましたが、戦後中世から残るバロック、新古典派、ルネッサンス様式の重圧な建築物、石畳の美しい街並を保存する努力が行われ、1987年旧市街の一部が北欧で初めてユネスコの世界遺産として登録されました。