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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

昭和63年１月、ダーラム市長から富山市長あてに、姉妹都市提携の可能性について検討するための招待状が届いた。また、国際姉妹都市協会本部(首都ワシントン)からも、両市の姉妹都市提携に協力したい旨の書簡が届いた。その後、書簡や調査資料の交換等による交流を進めるとともに、直接ダーラム市の実情を視察するため、同年11月に調査団を派遣するなど親善交流を深め、姉妹都市提携の合意に達した。平成元年３月６日、ダーラム市議会で姉妹都市提携が承認され、また、富山市議会でも３月22日、提携同意の議案が可決された。富山市制100周年記念事業の一環として、同年６月13日、ダーラム市長一行を富山市に迎え、姉妹都市提携調印を行った。

提携先の概要

ダーラム市は、アメリカ大西洋岸の中央にあるノース・カロライナ州のほぼ中心部に位置し、人口は約156,000人、面積は17138ｋ㎡。ワシントンから約413㎞、ニューヨークから785㎞の距離にある。海岸から約200㎞離れた内陸部にあり、標高は123ｍ。気候は年平均気温15.5℃と温暖で、豊かな自然環境に恵まれている。産業面では、伝統産業であったタバコ産業に代わって、現在は、保健・医療研究などの第三次産業が発展している。『全米の医学都市』と呼ばれる同市には、デューク大学医療センターを始めとする高水準の医療機関があるほか、市南方にはリサーチ・トライアングル・パーク(研究の三角地帯)が広がり、40以上のハイテクやバイオテクノロジー関係の国や企業の研究機関が進出して、急速な発展を遂げている。教育面では、チューク大学を始めとする高等教育機関が発達し、また、企業との研究協力により、著しい成果をあげている。観光面では、1865年の南北戦争終結地であるベネット・プレイスや、サラ・Ｐ・デューク記念庭園があるほか、夏期には、モダンダンスの祭典であるアメリカ・ダンス・フェスティバルが開催され、多くの観光客が訪れる。