自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1961年９月土井金沢市長と武村市議会議長が日米市町会議出席のためアメリカ合衆国、ポートランド市に赴いた際、金沢市と姉妹都市提携を結ぶにふさわしい都市を選ぶため関係方面を打診、また元金沢アメリカ文化センター館長ロバート・フラッシャム氏にあっせんを依頼。1962年４月、バファロ出身の同氏のあっせんによりバファロ市から姉妹都市提携の申入れがあり、さらに同年12月12日姉妹都市提携に関しバファロ市長から正式に委員会において金沢市と提携することを決定した旨の来信あり、金沢市では12月18日市議会でバファロ市との姉妹都市提携を可決、提携がはじまった。

提携先の概要

バファロ市は北アメリカ五大湖の一つエリー湖の沿岸に位置し、人口約33万人、ニュー・ヨーク州第２の都会で、別名Queen City of Lakesと呼ばれ、西部ニュー・ヨーク州の政治、経済、教育、文化の中心地である。1825年エリー運河の開通によって通商、産業、交通の中心地としての地位は確立され、以後その優れた地理的位置、水陸交通上の要衝のゆえに、アメリカ東部の主要都市の一つとして発展を続け、その内陸港は1959年セントローレンス運河の開通によって国際貿易港となった。産業は製鉄、製粉、化学を中心に非常に多種にわたり、教育関係では８つの大学があり、文化機関の中には幅広いコレクションで知られるアルブライト・ノックス美術館などがある。金沢と同じく「緑の都市」として有名なバファロには40万本の市有樹木、街樹があり、市立の公園面積は3,000エーカーに達する。