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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

積雪寒冷など北海道と気候風土の類似するカナダ、アメリカ北部、中国東北部、ソ連極東・シベリアなどの北方圏地域と生活、文化、学術、スポーツ、産業経済など各般の交流を通じて、相互の地域の発展を図ろうとする「北方圏構想」が1971年から道の重要施策として位置付けられた。以来、これらの地域との交流を通じて、各地域の優れた英知や経験を学び、北国の風土にふさわしい豊かな道民生活を築くため、北方圏交流を進めている。1972年９月に知事を団長とし、道内各界代表から成る「訪カナダ、アラスカ経済・文化視察団」がアルバータ州を訪問した際、本道とアルバータ州の交流を進めることで合意し、その後、各分野における活発な交流が始められた。特に、北海道の提唱で1974年９月に札幌市で開催された北方圏環境会議の第２回会議が1979年９月アルバータ州で開催されることにより、それまで以上に強い絆で結ばれ、姉妹提携の気運が盛り上がった。以上のような経緯のもと、姉妹提携調印式を1980年９月５日エドモントン市で、同年10月７日札幌市で行った。

提携先の概要

アルバータ州は、カナダの西部に位置する内陸州で、気候・風土、開発の歴史が北海道と似ており、日本における北海道と同様にカナダにあって、若さと活力にあふれた発展の可能性に満ちた州である。
＜人口＞
288万人　(1997年現在)　
州都　エドモントン市　90万人
＜面積＞
661,185k㎡
日本の1.8倍　北海道の８倍
＜地勢＞
西部はロッキー山脈に接し、バンフ国立公園トジャスパー国立公園を有している。南部は広大な草原が続き、中央部は平原からなり、北部は森林と平原である。人口の大半は、中南部に集中している。
＜気候＞
大陸性気候で年間の寒暖の差が大きい。日照時間はカナダ10州の中で最も長く、「サニーアルバータ」と呼ばれている。
＜産業＞
基盤となるのは、農業とエネルギー産業である。農業では、小麦、肉牛、菜種などがカナダの全生産量の中で大きな比重をしめている。エネルギー資源としては、石油、天然ガス、オイルサンド、石炭が豊富で、カナダのエネルギー源となっている。