自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

日本(カナダ)海外文化協会理事長が、カナダ・B.C.州ネルソン市長より、日本と姉妹都市提携を行い両国の文化、教育、産業の交流を図りたいとの橋渡しをして欲しいとの依頼を受け、理事長が自らネルソン市を訪れ、調査したところ、たいへん美しい山と湖に囲まれた温泉のある風光明媚な町で、その環境と規模から旧修善寺町が最もふさわしい感じと、旧修善寺町が推進している自然公園整備事業の中の外国村の計画案が一致し、協定調印が郵便によって行われた。（1987年5月1日）
その後、旧修善寺町は2004年4月1日に、土肥町・天城湯ヶ島町及び中伊豆町の4町の合併により伊豆市となった。これに伴い伊豆市は旧修善寺町がカナダ国のネルソン市との間で締結していた姉妹都市提携を継承することになり、新市名による再提携文書を、伊豆市において取り交わすこととなった。

提携先の概要

カナダの最南西部にあるバンクーバから約650km程東側のロッキー山脈の麓に位置している。市の北側には、腕を伸ばしたようなウエスト・アーム・クーティネィー湖があり、交通は、南からグレート・ノーザンレールウェイが、西からは太平洋横断鉄道がきている。また、カナダ太平洋航空やハイウェイ・スリーもある。1887年、ネルソン市から９マイル(14.4km)の所にあるフォーティーナインクリークで金鉱が発見され、1886年には、現在のネルソン市の周辺地区にある幾つかの主要鉱脈の開発をもたらすこととなった露天鉱脈がみつかった。1888年には町の区域が認められ、そのときのブリティッシュ・コロンビア州の副知事であったフォン・ヒュー・ネルソンにちなんでネルソンと名付けられた。1897年(日本では明治30年)に市制が布かれた。ブリティッシュ・コロンビア州では最初の市営の水力発電開発を取り入れた都市で、それは、1907年にクーティネィー川に建設された。ネルソン市は、経済、行政、あるいは取引市場交換分配のクーティネィー地方の重要な中心地として、また、鉱業、林業、農業、果物栽培産業の発展に役立ってきている。そこには、カナダ太平洋横断鉄道のディーゼルショップを含む幾つかの工場がある。1926年には、アッパーフェアビュー、アップルヒル、それにローズモント地区がネルソン市に合併され現在に至っており、人口は約１万人となっている。