CLAIR(クレア)一般財団法人自治体国際化協会

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海外事務所フラッシュ

2021年6月9日配信

【クレア海外事務所フラッシュ】 ◎金箔貼り体験型ウェビナーを開催=シンガポール

金箔貼り体験型ウェビナーを開催=シンガポール

 シンガポールにおける日本文化の情報発信拠点であるJCC(ジャパン・クリエイティブ・センター)と石川県が連携し、同県が国内生産量の99%を占める金箔(きんぱく)を使った体験型ウェビナーが5月22日に開催された。
 募集開始から2時間で70人の定員が埋まるほどの盛況で、参加者はオンラインでの指導を受けながら、事前配付されたタンブラーセットに金箔を装飾する作業を楽しんだ。トークセッションでは「石川県ではスキーを楽しむことができるのか」といった質問が寄せられるなど、コロナ収束後の訪日への高い関心がうかがえた。(シンガポール事務所)

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写真:【金箔貼り体験型ウェビナーの様子】

大学生を対象とした出前講座を開催=韓国
 
 クレアソウル事務所では、大学の日本語学科等で学ぶ学生を対象に、出前講座を開催している。
 5月12日には2人の職員が大学で講義を行い、自治体をPRするとともに日本文化やJETプログラムについて紹介した。クレアソウル事務所では、今後も将来の日韓交流の担い手となる大学生に日本の魅力を伝え、相互理解の促進と交流推進を図っていく。(ソウル事務所)

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写真:大学生との意見交換

◇第4回オンラインセミナー「日本の地域の魅力を、ロンドンから」を開催=英

 5月26日、外務省が対外発信拠点として設置する Japan House LONDONの館長マイケル・フーリハン氏、企画局長サイモン・ライト氏を講師にお招きし、オンラインセミナーを開催。同Houseと自治体とのコラボレーション事例などについてご紹介いただくとともに、各地域固有のモノや技術の背景にあるストーリーを伝えることの重要性について解説があった。参加者の関心も高く、海外に向けたプロモーションの手法など、多くの質問が寄せられた。セミナーの見逃し配信や、プレゼンテーション資料および報告書についてはこちら。(ロンドン事務所)

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写真:オンラインセミナーの様子

オースティン市のパブリックアート事業=米

 米テキサス州オースティン市は、市の建設事業予算の2%を芸術作品の購入や制作委託に充て、空港や図書館、公園などの公共施設へ作品を設置するAIPP(Art in Public Places)事業を実施している。アーティストの選考から制作までコミュニティーを巻き込みながら、数年かけてプロジェクトを進めていく。これまでに180以上の作品が設置され、アーティスト等クリエーティブな専門家へ仕事を提供することで、経済の活性化にも貢献している。詳しくはこちら。(ニューヨーク事務所)

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写真:【2020年度 活動の様子】

◇自治体関係者がファーウェイ本社を視察=中国

 5月18日、在中国自治体事務所関係者やクレア、在中国日本国大使館職員などが広東省深セン市の華為技術有限公司(ファーウェイ)本社を訪問し、同社のデジタル技術の研究開発状況を視察した。
 参加者は各種展示や研究施設の参観を通じて5GやICT技術による社会のDX(デジタルトランスフォーメーション)化について知見を深めるとともに、ファーウェイジャパン東京オフィス職員とのオンライン会議を通じて日本の自治体や企業との連携の内容や今後の方向性に関して意見交換を行った。(北京事務所)

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写真:
5G技術の応用に関する模型などが展示されている施設「ガリレオ展示館」を視察する参加者

◇ニュージーランド姉妹都市協会、40周年記念カンファレンス2021を開催

 4月15日から4月16日にかけて、ニュージーランドの首都ウェリントンにおいてニュージーランド姉妹都市協会カンファレンス2021が開催され、ニュージーランド各地から100人を超える参加者が集まった。今回は、ニュージーランド姉妹都市協会の40周年を記念するものでもあり、クレアを含む海外の姉妹都市関係機関の代表などが40周年を祝うビデオメッセージを寄せるなどして、カンファレンスの開催に花を添えた。また、2022年5月に開催予定のワールドマスターズゲームズ2021関西のPR動画がカンファレンス参加者を魅了した。(シドニー事務所)

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写真:(上)ワールドマスターズゲームズ2021関西PR動画放映の様子、(下)ニュージーランド姉妹都市協会40周年記念カンファレンス2021参加者集合写真

◇ワクチンバスの次は、ワクチンパス!?大規模イベント復活のカギとなるか=仏

 フランスでは、6月9日から「衛生パス(Pass sanitaire)」の運用が開始される。
 衛生パスとは、ワクチン接種完了・PCR検査陰性・感染後の抗体保有の証明の3種類を言い、QRコードで発行され、紙媒体のままか、政府のコロナ対策スマホアプリで読み込んで利用できる。
 感染拡大リスクが高い活動の再開を支援するのが狙いで、スタジアムやコンサートホールなど1000人を超えるイベント参加者は衛生パスを提示する必要がある。外国人観光客受け入れにも利用され、欧州連合(EU)内でも同様の取り組みが始まる。
 フランス国内のワクチン接種は人口の4割が1回目接種と順調に進み、新型コロナの感染状況は改善が顕著である。衛生パスの導入が、ワクチン接種を加速する要因の一つになっているとも考えられている。詳しくはこちら。ワクチンバスについてはこちら。(パリ事務所)

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写真:仏政府コロナ対策アプリ「TousAntiCovid」で衛生パスの表示(2次元コードと氏名はモザイク処理)


◇クレアからのお知らせ

 海外における新型コロナウイルス感染症の状況をお伝えするため、クレア海外事務所の所在都市における「日本からの短期出張者の入国に関する制限などの概要」や、所在国における「新型コロナウイルス感染症の感染者数」などを一覧にまとめました。下記PDFをご覧ください。
 クレア海外事務所の所在都市における外出制限等の状況(5月30日時点)


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総務部企画調査課
電話:03-5213-1722 Fax:03-5213-1741
Email:kikaku@clair.or.jp

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