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Vol.139 日本の工芸品を出展!! ロンドンのクラフト見本市「HOME」

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             CLAIRメールマガジン vol.139(2016年3月30日)
           日本の工芸品を出展!! ロンドンのクラフト見本市「HOME」      
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                               T O P I C S               
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【記事】日本の工芸品を出展!! ロンドンのクラフト見本市「HOME」
【記事】COP21で存在感を示す日本の自治体
【記事】クレア経済アドバイザーの視点 急成長するアッパーミドル購買層inインドネシア
【INFO】クレアレポート「ドイツにおける伝統工芸品産業の概要と振興施策」
            「ラグビーワールドカップ2015~開催都市をはじめとする諸機関の取り組み~」公開!!
【REPO】スタッフだより 「OTAKUから考えるTABUNKA」
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【記事】日本の工芸品を出展!! ロンドンのクラフト見本市「HOME」
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 2016年1月17日(日)から3日間、ロンドンで家庭用品・インテリア雑貨の見本市である「HOME」が開催され
ました。
 この「HOME」に日本からも、キッチン用品を中心に全国28社が出品しました。
 出品されたアイテムの中には、萩焼(山口県萩市・陶器)や箸(香川県高松市・木工品)などがあります。
 出品をアレンジしたのは、日本各地の「職人の技術」「地域の素材」と市場のニーズをマッチングし、地域資
源を活かした商品の販路開拓を支援するプロジェクト「Rincrossing」です。
 (独)中小企業基盤整備機構が推進する同プロジェクトでは、2年前からこの「HOME」にブースを出展し、日
本の工芸品を出品しています。
 これらの日本の工芸品がロンドンの現地でどのように受け止められているのか、ブース来場者の反応を取
材すると次のような声が返ってきました。

(1)日本の工芸品は全体的にサイズが小さい
 欧州の方々は日本人に比べ手が大きく、使うものは全て日本より大きめです。特に持ち手のないカップ(湯
呑み)はその用途も分かりにくいことから、英国の生活スタイルのなかでどのように使えるかは大きさが重要
なポイントとなるようです。
 英国もお茶文化ですが、ティーポット(急須)は日本で作られるモノより大きいのに驚きます。それを普通と
捉えている英国人にとって、日本のサイズはやはり小さいと感じられるようです。
(2)男性ターゲットも視野に入れると◎
 日本のキッチン用品は女性をターゲットにする傾向にありますが、英国では必ずしも女性が食事を作るので
はなく、男性が作ることも多いようです。 鍋や食器の色一つにしても、シックな色(黒や紺)があるだけで、
男性バイヤーからの引き合いが強くなるとのことです。
(3)「日本的」デザインに対するイメージ 
 日本的なデザインと言えば、「桜」といった和柄を想像しますし、訪日旅行者に好まれる土産もそういったデ
ザインが多いのかもしれません。しかしながら、見本市に訪れる英国のインテリア関係のバイヤーにとって、
「日本」といえば安藤忠雄のようなモダンな建築家の作品のイメージを想起させるもののようです。
 いわゆる「和」を前面に押し出したモノよりも、現地のインテリアに調和しつつ、欧州では見かけにくい性能
美(かつ何となく日本が想像できる要素)を備えたモノが好まれるようです。
(4)英語での情報発信は必須 
 見本市に出展するということは、他の自社製品も含めて今後の取引の可能性を広げるものです。そのため
には英語の情報ツール(英語のパンフレットやWEBサイト英語)の用意は絶対条件です。
 英国で出展する場合はイギリス英語で書かれていれば、より評価が高いようです。

 以上、工芸品の海外販路開拓においても、「日本らしさ」を保ちつつ、適切に「現地化」を図ることが成功の
鍵と言えそうです。
 また、英国には海外で作られた工芸品を高く評価する文化が伝統的に根付いています。この地で日本の工芸
品を売り込むことは、単に商業的に海外販路を開拓することだけでなく、現地における日本各地の文化・生活に
対する理解を深めることにも繋がるのでは、と感じています。
詳細はこちら
http://www.clair.or.jp/j/forum/c_mailmagazine/20160314/139-1.pdf
                                  (ロンドン事務所 山田所長補佐)
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【記事】COP21で存在感を示す日本の自治体
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 11月30日~12月12日にフランス・パリで国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)が開催され
ました。一時は開催を危ぶむ声も聞かれたCOP21ですが、結果として4万人を超す参加者が集まりました。
 COP21会場では各国首脳による会議が行われただけでなく、サイドイベントの開催や環境に関する団体に
よるブースの出展もありました。
 環境分野における国際的な自治体ネットワークであるイクレイ(持続可能性をめざす自治体協議会)も、
COP21会場内にパビリオンを設置し、世界各地の自治体の環境施策を紹介していました。
 その中で一際存在感を示していたのが日本の自治体です。
 京都市からこのイクレイ日本に派遣されている嵯峨亜希子さんによると、
・京都議定書誕生の地である京都市からも代表団が参加し、今回のパリ合意の実現を強く求めるメッセージ
 を送るとともに、会場内にスタンドを設置して同市が取り組む温暖化対策や環境教育活動例をPR

・北九州市、東京都(両自治体もイクレイ会員)など、温暖化対策に積極的な他の自治体もCOP21に参加し、
それぞれの先進的な施策をPRし、各国の関係者の注目を集めたようです。
 温暖化対策において、自治体に求められる役割が今後ますます大きくなっていくことを予感させた、とのこ
とです。
 イクレイのホームページには、COP21における自治体の活動等について詳しく掲載されておりますので、
ぜひご参照下さい。
 イクレイ本部(英語) http://www.iclei.org/
 イクレイ日本  http://japan.iclei.org/
                                    (パリ事務所 大川所長補佐)
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【記事】クレア経済アドバイザーの視点 急成長するアッパーミドル購買層inインドネシア
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 ASEANで最大の人口を持つインドネシア、このインドネシアが古くから日本と身近な関係にあることをご
存知ですか。商社マンとして東南アジアで数々の貿易実務に携わり、今は当協会の経済アドバイザーと
して自治体の海外活動を支援する小笠原正広が、現地に住んだことがあるからこそ分かる体験談や業務
経験談などを通し、日本とインドネシアの意外な共通点について紹介します。

 シリーズ最終回の今回は、「インドネシアで活躍する日本企業」について御紹介します。圧倒的に若い平
均年齢の労働力と、中間所得層の急激な成長で発展する消費市場を有するインドネシア。従来の製造業
に加えて、消費関連企業の進出が活発化する現地市場の様子をお伝えします。
 詳細はこちら http://www.clair.or.jp/j/forum/c_mailmagazine/20160314/139-2.pdf

 経済アドバイザーは、地方自治体が実施する海外経済活動を支援するためのクレアの専門家職員です。
 これまで、自治体の皆さまから、販路開拓や観光客誘致などに関するご相談をいただき、海外での経済
活動事業にお役立ていただいています。
 お電話・メール等でお気軽にご相談ください!!
 お問い合わせ先はこちら http://www.clair.or.jp/j/economy/3/index.html 
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【INFO】クレアレポート「ドイツにおける伝統工芸品産業の概要と振興施策」
           「ラグビーワールドカップ2015~開催都市をはじめとする諸機関の取り組み~」公開!!
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 クレアレポート
  429号「ドイツにおける伝統工芸品産業の概要と振興施策」 
  430号「ラグビーワールドカップ2015~開催都市をはじめとする諸機関の取り組み~」 を公開しました!

  429号 http://www.clair.or.jp/j/forum/pub/430.pdf
  430号 http://www.clair.or.jp/j/forum/pub/430.pdf

 また、「各国の地方自治シリーズ」に「日本の地方自治2012(英語版、フランス語版、韓国語版、中国語
版)2015改訂版」を掲載しました。 
 詳細はこちら http://qq2q.biz/sIp3
 これらの刊行物は、クレアHPの情報ライブラリーからも検索いただけます!
  http://www.clair.or.jp/j/forum/pub/search_index.html
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【REPO】スタッフだより 「OTAKUから考えるTABUNKA」
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 こんにちは、多文化共生課の河合です。
 とある漫画作品で、フランスに単身渡った少女と、現地のフランス人青年との交流を描いた作品があり
ます。作品の中で、少女は一生懸命フランスに溶け込もうとしますが、なかなかうまくいきません。青年も
文化の違いに戸惑いますが、少しずつ彼女との生活に馴染んでいく、というストーリーです。
 さて、「多文化共生社会」と聞いたとき、皆さんはどんな社会を想像するでしょうか?行政的には「国籍
や民族などの異なる人々が、互いの文化的違いを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会
の構成員として共に生きていくこと」(総務省:『多文化共生の推進に関する研究会報告書』より)と定義
されていますが、イメージしにくい言葉ではないでしょうか?
 冒頭に戻って、フランスで孤軍奮闘していた彼女と、それを支えていたフランス人青年、2人は作品の
中でなんだかんだうまく一緒に暮らしています。また、周囲の人間も、日本人の少女を違和感なく受け入
れるようになります。
 この作品から「多文化共生社会」を読み解くことはできないでしょうか?相手に自分の国のやり方を押し
つけるのではなく、相違を認めたうえでどうやったらお互いに暮らしやすいか考えていく。
 想像よりも「多文化共生社会」が身近に感じないでしょうか?
 アニメや漫画作品から多文化共生を見出だすことは、難しいことではないと思います。なぜなら、主人公
と異なる立場・出自のキャラクターとの共生をテーマにしている作品は意外に多いからです。
「多文化共生社会」を考えるきっかけとして、一度アニメや漫画を見てみるのも良いのではないでしょうか。

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【編集・発行】一般財団法人自治体国際化協会(企画調査課) 
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