CLAIR(クレア)一般財団法人自治体国際化協会

サイト内検索

文字サイズの
変更

色の変更

海外事務所フラッシュ

2023年6月14日配信

【クレア海外事務所フラッシュ】◎広島G7サミットのアート作品、パリ日本文化会館で展示=仏

広島G7サミットのアート作品、パリ日本文化会館で展示=仏

 5月19日から27日にかけて、フランスにおける日本文化の発信拠点であるパリ日本文化会館で、広島で開催された先進7カ国首脳会議(G7サミット)のアート作品「DANDELION PROJECT」が展示された。人々をアートでつなぎ、平和を祈ることをコンセプトにした作品で、スマートフォンでQRコードを読み込み、自分の名前を入力すると、会場のモニター上に名前が書かれた綿毛のイラストが飛ぶ仕組み。この綿毛は広島やサンフランシスコの会場で、リアルタイムで見ることができ、世界中の人々に発信できるのが特徴だ。
 広島は、第2次世界大戦で原爆が投下され、世界遺産・厳島神社を有する宮島がある地方都市としてフランスで知られている。パリ日本文化会館を訪れた家族連れや小学生たちが、このアート作品に触れつつ、G7サミットが広島で開催されていることに関心を示していた。(パリ事務所)

182_PAR.jpg写真:パリ日本文化会館の展示の様子

日本のすしの魅力発信!=シンガポール

 「Ⅰ Love Sushi」をテーマに、在シンガポール日本大使館、国際交流基金、農林水産省、地方自治体が連携し、食文化発信と水産物輸出促進を目的としたイベントがジャパン・クリエイティブ・センターで開催された。4月19日から5月18日にかけて、すしの歴史文化を紹介したパネルや食品サンプルが設置され、4月19日と26日、5月11日には食品輸入産業、販売促進、食の安全保障に関する聴講型のセミナー、5月13日には握りずしの機械を使用した実演型のセミナーが行われた。またセミナーに合わせて、地方自治体による地元産品の説明やすしの試食会が行われるなど、複合的なプロモーションイベントとなった。
 イベントには総計287人が参加。期間中、セミナーの中で物流体系などに関する質疑応答で理解を深めたり、日本文化への思いを語りながら他の参加者と交流したりする場面が見られた。(シンガポール事務所)

182_SIN.jpg写真:会場の様子

「サクラフェスティバル」で日本の文化・食をPR=デンマーク・コペンハーゲン

 4月22日から23日にかけて、デンマークのコペンハーゲンで日本文化発信イベント「サクラフェスティバル」が開催され、クレアロンドン事務所は初めてブースを出展した。ブースでは、書道パフォーマンスや折り紙体験を実施したほか、食を通じて地域の魅力を発信するため、日本各地のご当地グルメレシピを紹介するウェブページの周知を図った。レシピに対する評判は上々で、デンマークにおける日本食への関心の高さがうかがわれた。(ロンドン事務所)

182_LON.jpg写真:ブースの様子

インターンシップで自治体のDXを学習=豪・ノーザンビーチズ市

 クレアシドニー事務所は、研修の一環として職員をノーザンビーチズ市に派遣し、自治体のデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する知見を深めた。
 同市の最高情報責任者は、オーストラリア国内で優れたイノベーションを行ったデジタル技術担当役員50人を表彰するCIO50で2022年、第5位に選ばれた。
 派遣された職員は、同市のDX戦略について説明を受けるとともに、災害予知ツールや廃棄物量確認システム、海岸での各種デジタル機器導入実験を行う「スマートビーチズプロジェクト」といったDX関連の取り組み事例について各部門の責任者と意見交換を行った。こうした機会を通じて、現場でしか知り得ない情報や実情について理解を深めた。詳しくはこちら。(シドニー事務所)

182_SYD.jpg写真:ノーザンビーチズ市の最高情報責任者とクレア職員

学生を対象とした出前講座を開催=韓国

 クレアソウル事務所は、高校や大学の日本語学科に通う学生などを対象に、日本を紹介する出前講座を開催している。2023年度は、4月26日にジョンノ産業情報学校、5月23日に白石大学、5月31日にカトリック大学、6月7日に祥明大学で出前講座を開催。日本の自治体をPRするとともに、日本の文化やJETプログラムについて紹介した。学生からは、「今回の講義を通じて、新たな日本の地方の魅力を知ることができた」といった意見をいただいた。
 今後も、将来の日韓交流の担い手となる韓国の学生に日本の魅力を伝え、相互理解の促進と交流推進を図っていく。(ソウル事務所)

182_SEL.JPG写真:カトリック大学での出前講座の様子

四川省成都市都江堰市で「日中地域間交流推進セミナー」を開催=中国

 クレア北京事務所は、5月24日から4日間、四川省成都市都江堰市において「第19回日中地域間交流推進セミナー」を開催した。「地域資源を生かした観光推進と地域経済の新たな発展」をテーマに、日中の有識者による基調講演やパネルディスカッションを実施した。日中の地方行政関係者ら約180人が参加するなど、アフターコロナでの国際交流機運の高まりを実感するセミナーとなった。(北京事務所)

182_BEJ.jpg写真:セミナーの様子

JAA主催「日本人・日系人美術家展」を開催=米・ニューヨーク市

 1996年から続いているニューヨーク日系人会(JAA)主催の美術家展が今年も開催され、オープニングレセプションが5月11日にニューヨークのJAAギャラリーで行われた。この中で、森美樹夫在ニューヨーク総領事・大使が約100人の日本人・日系人を前にあいさつし、会場は活気にあふれた。50年以上活躍している現代美術家の篠原有司男さんら約30人の芸術家の作品が10日間展示され、売り上げの半分は日系人会に寄付されることになっている。(ニューヨーク事務所)

182_NYC.jpg写真:美術家の方々と森大使(前列中央)との記念撮影

◇クレアからのお知らせ


バックナンバーはこちら

このページに関するお問い合せ先

総務部企画調査課
電話:03-5213-1722 Fax:03-5213-1741
Email:kikaku@clair.or.jp

ページの先頭へ