CLAIR(クレア)一般財団法人自治体国際化協会

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自治体間交流

姉妹交流活動の参考事例

姉妹自治体優良事例紹介

島根県 松江市 安来市

杭州市友好都市交流の推進
~観光資源を活用した交流~

  • 島根県 
    松江市
  • 中華人民共和国 
    杭州市

交流事業の特色

両市ともに文化、歴史、自然などの観光資源を有する観光都市であり、市民が相互訪問しやすい。この特色を活かし、市民交流、観光交流を積極的に推進している。

【教育・スポーツ・文化交流】

  • マラソン交流(西湖マラソンと、まつえレディースマラソン)
  • 松江市立女子高、杭州第14中学(高校)との交流
  • 杭州国際友好ジュニア合唱祭参加

【行政交流】

  • 職員相互派遣研修

【経済交流】

  • 中国杭州国際旅游(休閑)商品博覧会出展(和菓子と酒の試飲試食、工芸品展示)
詳しくはこちらをご覧ください。
松江市国際交流室ホームページ
http://www.city.matsue.shimane.jp/jumin/kokusai.html
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松江市杭州事務所開設式
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友好都市提携調印式

交流事業の内容

平成15年10月18日に観光・経済交流の拠点として「松江市杭州事務所」を開設。松江を中心とした広域観光の情報発信、旅行社の情報収集を行う。訪日観光ビザの対象地域拡大により、杭州市民も日本への観光が可能となった。日本の他の都市に先んじて松江市は杭州市で観光プロモーションを行うなど、積極的に取り組んでいます。今後、経済発展の著しい上海経済圏に位置する杭州市と人、物、情報の交流拡大に大きな期待が寄せられています。
国際文化観光都市である松江市は、年間観光客1000万人を目指し、隣国である中国からの観光客誘致について、積極的に取り組んでいます。

 松江市の概要杭州市の概要
人口 149,828人 629万人
面積 221.38km² 16,600km²
概況 松江市は山陰の中央に位置し、島根県の県庁所在地として都市基盤、産業基盤整備を進め、企業、官庁、高等教育機関の集積により山陰の拠点都市圏の形成が図られている。宍道湖、中海の内水面を擁する水と緑に囲まれた自然と、歴史的文化遺産を数多く残し、観光、文化や農林水産業の面でも多くの魅力や可能性を有している。京都、奈良と並ぶ国際文化観光都市として年間760万人の観光客が訪れる。 杭州市は中国の東南海岸に位置し、上海までは151キロのところにある。浙江省の省都で政治、経済、文化の中心地。悠久の歴史と豊富な観光資源を有し、内外から年間2500万人の観光客が訪れる街。また上海経済圏に位置し経済発展が目覚ましく、2002年度の統計によると杭州市のGDPは215億ドルに達し、前年比13.2%の増となり、連続12年間二桁成長をとげている。外資系企業は5251社あり、大学生は22.41万人在籍している。

姉妹都市交流に係る周辺情報

提携年月日 2003年10月17日
姉妹都市提携の経緯 1980年代から市民グループが杭州市を訪問し、交流を重ねていくなかで、宍道湖の風景によく似た西湖という湖を有し、風光明媚な都市であるとの評判が高まり、1994年に行政としてはじめて公式訪問したことがきっかけで、交流が始まった。それ以来、教育交流、スポーツ交流など様々な交流を行ってきた。これらの交流を踏まえ、2002年、松江市長が杭州を訪問した際に友好都市提携が提案され、2003年10月17日に友好交流協定締結が実現した。
今後の展望、課題等 国際文化観光都市である松江市をPRし、観光客誘致策を促進するため、政府関係者、訪日指定旅行社、マスコミ関係者を松江市へ招待し、実際に観光コースを体験していただいて、松江市の観光PRを行う。市内企業等とのビジネスマッチングを図るため、商談会や見本市への参加等経済交流を積極的に支援する。 自治体国際化協会北京事務所へ2年間職員派遣を行い、よりリアルタイムな情報収集・発信及び杭州事務所との連携を図る。

姉妹都市国際交流

  • 島根県 
    安来市
  • 大韓民国 慶尚南道
    密陽市

交流事業の特色

  • 行政交流・・・・・相互訪問、職員相互派遣勤務
  • スポーツ交流・・・両市のマラソン大会に相互出場
  • 文化交流・・・・・両市の伝統民芸、舞踊等の相互交流
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交流事業の内容

  • 両市の祝祭等に相互招待 安来市:月の輪まつり 密陽市:密陽アリラン大祝祭
  • 職員相互派遣勤務1名1年ずつ。平成14年度より継続中(ただし、平成17年度は中断)。
  • 両市のマラソン大会に相互出場。
  • 安来市:中海マラソン全国大会、密陽市:密陽アリランマラソン大会
  • 密陽市の伝統舞踊の安来公演と市内諸団体との文化交流
 安来市の概要密陽市の概要
人口 44,603人 112,803人
面積 420.97km² 798.94km²
概況 平成16年10月1日に旧安来市・旧広瀬町・旧伯太町の1市2町が合併して新生「安来市」が誕生しました。安来市は島根県の東部、鳥取県との県境に位置し、中海に注ぐ飯梨川・伯太川全流域が市域に含まれ、下流域には三角州が形成されています。安来市は全国的に有名な「安来節」の発祥の地です。日本有数の日本庭園を誇る「足立美術館」も当市に所在します。また安来市は古くから「ハガネのまち」として発展してきました。ヤスギハガネは一般家庭の包丁から精密機械にまで世界中で使用されています。 密陽市は韓国の南東部、慶尚南道に属し釜山市と大邸市の中間に位置する田園都市で、北の山岳地帯から南には平野が広がり、豊かな穀倉地帯を形成しています。韓国の民謡・密陽アリランのふるさととして有名で、韓国三大楼閣の一つ嶺南楼をはじめ多くの名所・旧跡があり、特産品はえごま、青唐辛子、ナツメ、イチゴ、リンゴなどがあります。

姉妹都市交流に係る周辺情報

提携年月日 1990年10月18日
姉妹都市提携の経緯 元韓国東亜大学長、康龍権氏の慶向南道庁と協議していただき、都市規模等が類似する密陽市を推薦紹介してもらう。その後両市で友好訪問をつづけながら調印に結びつける。
今後の展望、課題等
  • これまでの交流事業を地道に継続しながらも、市民主導の交流に拡大する。
  • 相互派遣職員との交流を深め、人的な信頼関係を構築するとともに、文化・習慣について相互理解を深める。
  • 平成17年度には悪条件のなか、両市の姉妹都市交流がきっかけとなり、安来市社日小学校と密陽市守山初等学校が相互訪問を行い、姉妹校の協定を結んだ。これは、これまで社日地区住民が地道な交流で築いてきた信頼関係に基づくものであり、この交流が持続的となるように協力していく。
  • 他、市内の諸団体の民間交流に協力する。
このページに関するお問い合せ先
交流支援部交流親善課
Tel :  03-5213-1723
Fax :  03-5213-1742
Email : shimai@clair.or.jp
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