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提携情報

提携の動機及び経過

向日市は、古い歴史に育まれた府下有数の竹の産地であり、竹の故郷である杭州市との友好交流の発展を望む声が、向日市日中友好協会による民間レベルでの交流を通じて大いに盛り上がった。このような状況の中で、1984年６月に杭州市長が向日市を訪問され、友好を深めていくことを確認し、交流提携の気運が高まった。1985年９月27日に杭州市において、杭州市長・向日市長との間で友好交流協議書に調印。

提携先の概要

杭州市は、浙江省の省都で政治、経済、文化の中心地である。銭塘江下流の北岸にあり、「上有天堂　下有蘇杭(天に極楽あり、地に蘇州・杭州あり)」とうたわれた中国有数の景勝地。四季を通じて楽しめる西湖をはじめ黄龍洞・六和塔・霊隠寺など名勝古跡が多く国務院から歴史文化都市の指定を受けている。隋代に開かれた大運河は、杭州を起点として北へ向けて通じており、経済を飛躍的に発展させた。元代にはマルコポーロもここを訪れ、「世界中でもっとも豪華な、もっとも富み栄えた都」とたたえている。伝統産業の絹織物工業をはじめ、機械・電子・化学工業も盛んで、将来に向けてさらに大きな飛躍が期待されている都市である。