自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1985年６月１日、汕頭市環境保護局長宋仕勝氏が訪日の際岸和田市を訪問。市内の工場、港湾施設等各所を見学、本市市長を表敬訪問。このことがきっかけとなり、両市長が互いに相手を訪問するなどの交流が始まる。民間団体や中学生の交流なども様々な形で行われた。この間友好都市締結の機運が高まり、1989年11月、本市水田助役以下８名の代表団が汕頭市を訪問、友好都市締結について汕頭市の各界指導部と協議。1990年６月２日、岸和田市立文化会館に陳燕發市長以下５名の代表団を迎え、市民ら約450人の前で、友好都市締結議定書に両市長が署名、友好都市関係が成立した。

提携先の概要

汕頭市は、中国・広東省の東部に位置し、南シナ海に面す。香湾の北東、台湾の南西になる位置である。人口458万人(うち市内区人口118万人)、面積2064k㎡(うち市内区面積310k㎡)を擁する港湾都市である。広東省では省都広州に次ぐ大都市。中国政府が指定する経済特区の１つを持つ。年間平均気温21.3℃、年間平均雨量1554.9mm、南アジア熱帯モンスーン気候に属し、年間を通じ温暖である。中国の著名な華僑の郷であり、潮汕地方の政治、経済、文化、交通の中心でもある。2000年以上の歴史を持ち、中国東南沿岸の港町として、昔から広東省東部、福建省南部と江西省西南の交通の要衡となっている。恵まれた自然環境を生かし、果物、野菜、漢方薬材料等の農業振興に力を注ぎ、また、車海老、鰻の養殖のほか魚介類の資源も豊富で開発潜在力のある漁場を持つ。工業基盤が良く、伝統の陶磁器、刺繍、工芸品のほか、超音波器械、音響映像製品、感光材料、化学工業、陸上、海上交通ともに至便。汕頭空港も拡張され、タイ、シンガポール、香港、上海広州等々に就航している。