自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

守口市で事業を行うかたわら、中山市においても中国と合弁事業を行っている三菱トランスポート社の笹井寛治氏から故木崎正隆市長に中山市への親善訪問について意向打診があったのが契機となって、1984年から公式的な友好交流を重ねるようになった。そして1986年12月、葉明青副市長(当時)を団長とする８人の友好訪問団が守口市を訪問した際、中山市側から早期に友好都市提携を結びたいとの要請を受けた。1987年11月に友好都市締結に関する主要事項を協議するため、喜多洋三市長を団長とする16人の友好訪問団が中山市を訪問、基本的事項について合意に達し、翌年４月に守口市において調印式が行われた。

提携先の概要

中国広東省にある中山市は、中国の偉大な革命家・孫中山(孫文)の故郷で、古くは香山県と呼ばれていた。800年余りの歴史があり、大正14年(1925年)、孫中山を記念して中山県と改められ、さらに昭和58年(1983年)12月22日、国務院の許可を得て現在の中山市となった。珠江(ちょうこう)デルタの南に位置し、北の広州と80km、南のマカオと60km、東の香港と50km離れたところにある。面積は1683k㎡、人口は108万人。土地は肥沃で、気候も温和、物産に恵まれ、交通至便なところである。中山市の首都は石岐(せっき)で、経済解放区にも指定されており、工業はめざましい発展をとげている。また、良好な穀倉地帯でもあり、養蚕業や養豚も盛んで、デルタを縦横に走る水路を利用して、淡水魚の養殖も行われている。さらに、観光地としても有名で、翠享村、中山温泉、長江楽園等は年中観光客でにぎわいをみせている。香港から中山港まで水中翼船で１時間45分で結ばれている。