自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1990年大阪で開催された「国際花と緑の博覧会」で、ウィーン市が出展した「ウィーン・インフォメーションブース」を博覧会後、市が譲り受けたことが契機となった。翌1991年市役所横に、同パビリオンの友好の証として設置した花博記念パークを整備したことで、両都市間の交流が始まった。1993年10月にウィーン市ヒーツィング区(第13区)より、ゲルストバッハ区長、シュタインバントネル副区長夫妻他総勢14名が来日され、本市を表敬訪問された。翌年１月に友好提携の申し入れがあり、提携への盛り上がりのなか1995年６月27日、ヒーツィング区のシェーンブルン宮殿で双方の首長が協定書に調印した。

提携先の概要

歴史と緑に彩られるウィーン市のなかで13番目の区として1890年に統合されたヒーツィング区は、ウィーン市の西方にあり、人口が約54,000人、区域面積37.7k㎡のうち緑地27.0k㎡(約70％)を占めるという特に緑豊かな地区である。区の西部はウィーンの盛りが広がり、麓にはブドウ畑がつらなり、静かな住宅街が続く。区内には歴史的にも有名なシェーンブルン宮殿や動物公園があり、古くから芸術家や科学者が多く住み、活躍してきた。地下鉄ヒーツィング駅から15分でウィーン市の中心まで行くことができ、病院やシルバーハウスのような社会福祉施設も幾つか持つ、特色ある地区である。