自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

遠く嘉永(1850年)３年４月11日、オーストラリア、クラレンスの捕鯨船イーモント号が末広海岸において遭難し、乗組員32名を救助した史実がある。昭和56年東京の遠藤雅子氏執筆「謎の異国船」に_って紹介され、また報道機関の報ずるところとなって、クラレンスの姉妹都市提携が具体化された。

提携先の概要

タスマニア南東部に位置し、面積は、386平方キロメートル、絵のように美しい海岸線のいくつかは、厚岸町の海岸線に似ており、緯度では、クラレンス市の南緯は、厚岸町の北緯と同じ43度にある。クラレンス市には、191キロメートルの海岸線があり、市の80％は田園で、主として羊や肉牛の飼育が行われている。人口は４万8,000人で、11の郊外や田舎の中心地にちらばっており、タスマニア州でホバートに次ぐ大きな市を構成している。クラレンス市には、重工業はないがタスマニア最大のショッピング街(オーストラリアでも上位20のうちに入る)が中央部にあり、住民のために十分な便宜が図られている。クラレンス市の住民は、初等、中等教育の面で恵まれており、小学校が14校、高校が５校あり選抜制のカレッジ(大学)が１校ある。市の東方に、ホバート空港がありオーストラリアの他の州との重要な空の玄関となっている。おだやかな気候と冬のあいださえも長時間の日照に恵まれ、スポーツ活動はクラレンス市の地域生活の欠かせない一部分である。