自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1964年12月17日、在チリ日本国特命全権大使金山政英氏が、ラ・セレナ氏を公式に訪問した際、モラレス、ラ・セレナ市長から日本の宗教文化都市と姉妹提携したい旨の話があり、在日公館から日本国外務省天理市との姉妹都市提携の照会があり、又、一方金山大使が懇意の天理教真柱・中山正善氏に対しても話があり、これがきっかけとなり、1966年６月23日、提携同意案を提案し、承認され、一方ラ・セレナ市も７月の市議会で承認されたので、1966年10月１日、金山大使が堀内市長に代ってモラレス市長とのあいだで調印が交され、姉妹都市提携が成立した。

提携先の概要

人口は約16万４千人で、コキンボ県庁の所在地であり、地方の産業の中心地でもある。市内はスペイン風の独特な都市建築様式をとりいれたもので、町の中央には寺院、市役所、裁判所、大広場があってその周囲を民家が占めるという都市方式である。気候は日本と良く似ており季節は四季に分かれており、夏の気温は29度でよく乾燥しており、冬は３度位で雨が多く、山岳地帯は冬が多い。産業面では小麦・野菜・リンゴ・砂糖きび・ブドウ・ブドウ酒など自給で、果実類は輸出している。鉱業面では銅の生産は世界的に有名で硝石も多く、鉄鉱石、鉛、金、水銀、硫黄などが産出される。