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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

本県と地理的に最も近接しているロシアとの交流を推進することとし、1990年12月に「旧ソ連との交流に関する基本方針」をとりまとめ、平成３年２月に、ハバロフスク地方人民代議員会議ダニリュク議員を招へいし、交流についての協議を行った。平成４年８月には、知事を団長とする県ミッションをロシア極東のハバロフスク地方、イルクーツク州、沿海地方に派遣し、ハバロフスク地方と友好協定を締結した。

提携先の概要

ロシアの極東に位置し、日本海に面している。面積は、日本の2.2倍で、人口は約150万人、州都は、ハバロフスク市である。気候は、モンスーン気候型で、北部はツンドラ地帯である。地方の４分の３が山岳部であり、平野部はアムール川の河川地域に展開している。天然資源が豊富であり、石炭、金、マンガン、マグネシウム、鉄、錫を産出している。森林資源も多い。極東では最も工業の発達した地域であり、特に機械、金属工業が盛んである。化学、食品、木材加工の大規模工場も立地している。農業では、南部を中心に穀物、じゃがいも等が生産されている。ハバロフスク空港は、ロシア極東で最大の国際空港であり、現在、新潟、ハルビン、ソウル、アンカレッジ、サンフランシスコ、ピョンヤンと結ばれている。また、1994年１月開催の日ロ航空交渉において、青森～ハバロフスク間の国際定期航空路の開設の合意がなされ、1995年４月に青森～ハバロフスクを結ぶ国際定期便が就航した。ロシア国内も、約40都市と結ばれている。