自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

本県は大韓民国に極めて近い位置にあり、古来同国とはさまざまな交流があった。韓竈神社、韓神新羅神社等の神社名、韓島、出雲郷等の地名はこのことをよく示している。特に本県は新羅との結び付きは深く、現在も三国時代の新羅にほぼ相当する慶尚道、その中でも慶尚北道との交流は盛んである。このような実績を踏まえつつ、本県の地理的、歴史的特性を最大限に活かせる相手先として大韓民国慶尚北道との姉妹交流を推進した。

提携先の概要

慶尚北道は、朝鮮(韓)半島の南東に位置し、北は北原道、西は忠清北道、南は慶尚南道に接し、東は海に面していて、面積は19,022k㎡である。道内には、10の市、13の郡があり、総人口は2,820千人である。全般に四方が山で囲まれているため、寒暖の差が激しい。１月の平均気温は摂氏１度から零下１度内外であり、８月の気温は25度から26度内外である。大邱を中心とした内陸地方は、夏、全国でも最も暑いところとして知られている。年間降雨量は900から1,200mmで、地域差が大きい。夏の降雨期と、冬の乾燥期が歴然としている。山地開懇、果樹園地造成、セマウル工場運営、桑の木栽培等で農家所得の増大が図られている。りんごは全国の３分の２の生産量を誇っている。その他の主要な農産物にはメロン、とうがらし、胡麻などがある。水産業は、盛んであり、沿岸地方では缶詰を始めとする水産加工が発達している。工業は亀尾、浦項、論工の工業団地を中心に鉄鋼、電子製品、繊維製品が生産されている。