自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

昭和59年11月アデレイド港と瀬戸内海工業地帯を代表する水島コンビナートを有する水島港との姉妹港縁組を契機に、昭和61年には岡山県知事を団長とする160名の友好訪問団の派遣、昭和63年には州政府首相を団長とする友好訪問団150名の来岡があり、以来毎年友好訪問団の派遣・受入れを行っている。昭和63年には岡山県・SA州友好協会が設立され、民間ベースでの交流も盛んに行われている。また、青年派遣事業(「青年の翼」)や高校生の交換留学など若い世代の交流活動や、日本語研修団、ビジネス研修団の受入れなど、文化・経済分野においても積極的な情報交換がなされてきた。そうした中で、平成５年５月、州首相を団長とする友好訪問団が来岡、友好提携に関する協定に調印が行われた。また同年10月には、県知事を団長とする友好訪問団が答礼訪問し、友好協定の共同宣言を行った。

提携先の概要

南オーストラリア州は、オーストラリア大陸南部に位置し、同国で唯一全州に隣接している(タスマニア州を除く)。面積は約984,000平方キロ、人口は約150万人で、人口密度は約1.5人／平方キロとなっている。年間を通じて温暖な土地柄で、中央から北部にかけては荒涼とした砂漠が広がるが、地味は豊かで鉄鉱石や石炭、天然ガスなど天然資源の宝庫である。南部は肥沃な土地に恵まれ、果物の王国であり、ワインの製造は世界的にも有名である。また、全国でもシドニーに次ぐ寄港量を誇るアデレイド港は、日本、岡山をはじめ世界各国へ向けて情報発信の基地となっている。従来、果樹のほか、牧畜・羊毛等の農業及び鉄鉱石・石炭などの鉱業が中心であったが、最近では、自動車・家電・金属加工等の製造業や、商業・金融・サービス業など第三次産業の比重が高くなりつつある。日本の企業の進出も進んでいる。