自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1998年3月に岡山―グアム線の空路が開設されて以来、グアムとの間で多くの市民が交流を行ってきた。こうした中、ライオンズクラブの交流、さらには、2009年2月の岡山大学とグアム大学との間の大学間協定締結など、民間レベルでも交流が進んできていることから、2010年8月31日にグアム準州で調印式を行いグアム準州政府との間で友好協定（パートナーシップ連携協定）を締結した。

提携先の概要

＜位置＞西太平洋、ミクロネシアのマリアナ諸島南端。日本の南東約2,500キロメートルに位置する。
＜人口＞約18万人
＜気候＞海洋性熱帯気候に属しており、年間を通して高温多湿。6-12月が雨季、1-5月が乾季。雨季にはスコールが降る。
＜産業＞米軍の基地関連産業とアメリカ政府からの補助金、観光業、農業、漁業が主要な経済基盤で、1980年代前半まで米軍への依存度が高かったが、米軍基地の縮小に伴い、近年は観光業が産業の大部分を占め、島民の約60%が観光業に従事している。
＜特徴＞淡路島とほぼ同じ大きさの島で、先住民のチャモロ人のほか、フィリピン人、ミクロネシア人やアジアの国の人々などが住んでいる。長年のスペインによる統治や日本軍の一時的な占領の時期もあったが、現在はアメリカの自治的未編入地域で、独自の議会や裁判所を持つ自治政府である。
様々な国の文化の影響を受けつつも、先住民の「チャモロ文化」（「チャモロ」とは「高貴」を意味する言葉）が大切に伝えられ、独自の文化を形成している。なお、グアムへの訪問者のおよそ8割は日本人である。