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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

昭和60年、岡山市で設備会社を経営されていた故田口勝三氏と、その友人で当時岡山県阿新地方振興局長難波一進氏の紹介により、信陽地区行政公署最高責任者呉烈継氏が来新されたことにより、交流が始まりました。田口氏は戦時中、信陽市近くに駐屯した際、マラリアにかかり道端に倒れていたところを３人の中国青年に助けられ、その恩が忘れられず日中国交回復後、戦友の慰霊を兼ねて信陽市を訪ねられていました。信陽市は内陸都市であり、気候、緯度、農林業、工業等が新見市とよく似ており、林業・農業研修生の受入れ、産業、文化等、また、小学校児童、市議会議員など、各分野での相互交流が進むなかで、1992年４月16日、程市長ら信陽市友好訪日団が新見市を訪れ、友好都市縁組を締結しました。そして、1998年秋(平成10年)に信陽市の行政機構が大きく変わり、獅河区(しがく)が新たに組織され、2000年(平成12年)４月26日に信陽市獅河区と友好都市縁組を再締結しました。

提携先の概要

信陽市獅河区は、中国の内陸部河南省南部に位置し、人口は約60万人、総面積1,801平方キロ、気候は温暖で雨量も多い。河南省南部の政治、経済、文化の中心であり、工業では主にセメント、機械、紡績、電気、光学器具等の企業があり、生産品は20カ国以上に輸出している。主要な農産物としては、茶、米、小麦、野菜があり、特に茶は中国銘茶の一つとして有名である。また、水産物では魚、スッポン等の養殖が盛んで、河南省でも有数の産地となっている。観光地としては、中国の４大避暑地の一つである鶏公山、預南の宝玉と呼ばれる南湾ダムなどがある。