自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1980年から広島市議会訪中議員団が重慶市への訪問を続け、広島、重慶両市間の友好親善の深まりが見られるようになった。1984年には広島市関係者が重慶市を訪問したほか、文化、スポーツの分野での交流事業が展開され、友好親善がますます深まった。こうした交流を積み重ねた後、1986年10月、重慶市長を団長とする親善訪問団を迎えて、広島市で友好都市提携協定の調印式を実施し、友好の新たな出発を祝った。

提携先の概要

重慶市は中国最長の川、長江(揚子江)上流の丘陵部に位置し、人口は約3,092万人を擁する。面積は広島市の約111倍、82,400k㎡、なだらかな山の斜面に位置することから｢山城｣(山の町の意味)、また、霧の日が年平均120日に及ぶことから｢霧の重慶｣という別名がある。鹿児島県の南、薩南諸島とほぼ同じ緯度に位置し、夏の気温が最高40度にも達することから、武漢、南京とともに｢中国の３大ストーブ｣と呼ばれている。長江とその支流の嘉陵江との合流点に位置し、古くから中国西南地区の水陸交通の要衝として、また、物資の集散地として栄えてきた。現在では機械、金属、食品など幅広い分野の産業が立地する工業都市としても有名になっている。