自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1983年９月、平井龍山口県知事が西日本漁業四県訪韓団団長として訪韓の際、慶尚南道庁を訪問して以来、相互に交流についての協議ないし親書を交わし、水産、観光、貿易などの経済交流の拡大と同時に様々な分野での交流を進めるために姉妹提携を締結するに至った。

提携先の概要

慶尚南道は、朝鮮半島の最南端に位置し、北は慶尚北道、西は小白山脈と澹津江を境に全羅南北道と接し、東は日本海、南は玄界灘に面しており、面積は11,561k㎡。海洋性気候の影響下にあって、韓国で最も寒暖の差が小さいところで、年間平均気温は13℃内外、年間降雨量は1,300～1,600㎜である。また道内には、10の市、11の郡、６つの区、214の邑面、205の洞の行政区域がある。道庁の所在地は晶原市である。人口は3,962千人で全国の8.9％を占める。さらに、韓国重工業の発祥の地でもあり、蔚山工業団地をはじめ晶原機械工業団地、温山非鉄金属団地、馬山輸出自由地域などがある。耕地面積は、約20万ヘクタールであり、主産物は高等蔬菜と花卉類である。海岸線は、総延長2000キロを超えており、リアス式海岸が多く、609ヶ所に及ぶ数多くの漁港がある。また、干満の差が小さく清浄な海域であるため貝、カキ、海草類の養殖業が盛んである。伽？と新羅の絢爛たる文化を花開かせた由緒ある名勝旧跡と文化史跡が多く保存されるとともに、智異山、伽？山、徳裕山などの国立山岳公園をはじめ閑麗の国立海上公園があり、文化、自然景観に恵まれている。